ルノー、「コレオス」をフェイスリフトして発売
2012.01.26 自動車ニュースルノー、「コレオス」をフェイスリフトして発売
ルノー・ジャポンは2012年1月26日、コンパクトSUV「コレオス」をフェイスリフトして発表した。また同日、2011年の販売実績および今春の新規導入モデルを明らかにした。
マイナーチェンジしたコレオスの変更点としては、フロントエンドを従来のエンブレムを独立させたデザインから、横桟グリルにはめ込んだものとしたこと、ヘッドライト/バンパーをはじめホイールなどの形状の見直し、内装ではシート形状やメーターパネルデザインの一新、ピアノ調トリムの採用などが挙げられる。
2.5リッター直4+CVT、オールモード4×4-iシステムなどの駆動系は従来モデルから受け継いでいる。
ボディーカラーは、「オランジュ エラーブル」(オレンジ)をはじめ3つの新色を設定し、全5色を用意。
価格は「プレミアム」が354万8000円、注文生産となる「ダイナミック」と「プレミアムグラスルーフ」が、それぞれ324万8000円と364万8000円。
発表会でルノー・ジャポンの大極司COOは、「昨年は東日本大震災の影響が心配されたが、販売台数は前年比で20.9%増加、販売台数は3066台を達成した。日本車の震災の影響が輸入車の増加につながったという向きもあるが、事はそう簡単ではない。ルノーの場合は通常通り、ルノーに興味をもったお客さまが店舗にいらっしゃった。昨年は『メガーヌ』や『ウインド』や、限定車の『カングー クルール』など、特徴的なモデルを投入して、カーライフを楽しんでもらうという試みが好評だった」とコメント。また、「カングー・ジャンボリー」や「ルノースポール・ジャンボリー」などのイベントを“お客さまの声を聞く大切な機会”と捉え、「今後もクルマを使った楽しい生活を提供し、ブランドの認知度を高めていく」と述べた。
なお、ルノー・ジャポンは、2012年2月下旬に、「ルーテシア ナイトアンドデイ」、3月上旬に「ウインド ゴルディーニ」を、さらに、3月下旬には、「カングー ビボップ」の外観イメージを継承した「カングー イマージュ」を、日本市場に導入予定とのこと。
(文と写真=岩尾信哉)