アウディTTの高性能版「TTS」登場【ジュネーブショー08】
2008.03.05 自動車ニュース【ジュネーブショー08】アウディTTの高性能版「TTS」登場
アウディはジュネーブショーで、TTシリーズの高性能版「TTS」を発表、2008年夏より順次各市場で発売を開始する。
■Sラインを超える迫力
「アウディTTS」は、TTクーペとTTロードスターをそれぞれベースに、エンジンを高出力化し、内外装にも専用装備を奢ったシリーズの上級バージョンだ。
エクステリアは、LED式のデイライトを内蔵した新意匠のヘッドライトが与えられたほか、シングルフレームグリルには縦枠を強調したデザインを採用。バンパー形状も標準モデルとは異なる。
このほかエアロフォルムを採り入れたサイドシルや、アルミ仕上げのサイドミラー、ディフューザー形状のリアバンパー、18インチツインスポークアルミホイール、左右2本出しのツインマフラーなど、従来の「S-line」仕様よりさらにスポーティな仕上がりとした。
内装については、レザー/アルカンターラ仕様のスポーツシートが標準装備。より上級なシルクナッパレザー仕様がオプションで用意される。グレー地に白い針を組み合わせたメーターやTTSロゴ入りのマルチファンクションステアリングも標準装備される。
■72psアップの2リッターターボ
エンジンは、2リッター直噴ターボ「TFSI」のハイパワーバージョン。スペックは、最高出力が272ps、最大トルクが35.7kgmと、現行の「2.0TFSI」比でパワーが72ps、トルクは7.2kgmと大幅にアップした。
最大トルクを2500〜5000rpmの広範囲にわたり発生し続けるなど、実用領域での扱いやすさが高めた点も見逃せない。
トランスミッションは、6段MTとSトロニックこと6段ATが選択可能。燃費は、クーペ6段MT仕様で約12.5km/リッター。6段Sトロニック仕様ではその数値を若干上回るという。
このほか機能面では、サスペンションやブレーキも強化されており、10mmダウンのスポーツサスペンションや17インチ大径ブレーキローターが搭載される。
(webCG 曽宮)
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