■【コレはゼッタイ!】「フォルクスワーゲン space up!」:有意義な提案
【車両概要】
フランクフルトショーでデビューしたコンパクトカー「up!」のストレッチ版。全長×全幅×全高=3680×1630×1540mmのボディに大人4人を乗せるリアエンジンのクルマで、観音開きのドアも特徴的。市販化が予定されている。
【会場リポート】フォルクスワーゲンは、アジア市場に虎視眈々
■本当の実力行使
ドイツが自動車界のリーダーであることは、この会場を見ればわかる。
高性能や高価格で威嚇するのではなく、フォルクスワーゲンやアウディなどのように、小型実用車で現実的な提案をしながら正論を推し進めていくのが本当の「実力行使」だ。
「space up!」はコンパクトな外寸と可愛らしい外観デザインでありながら広い室内をもち、有意義な提案がなされている。薄いシートクッションは限られた空間を広々と使える。これもツボを得た作りで座り心地を犠牲にしてはいない。観音開きのリアゲートも後部スペースが限られた場所で使いやすい。ツルンとしたカドのとれたボディ表面は最近の妙に刺々しい“折り紙細工”より優しく、周囲の雰囲気が和む。
買いたくなった初めてのドイツ車かも。
(文=笹目二朗)
新着記事
-
NEW
バランスドエンジンってなにがスゴいの? ―誤解されがちな手組み&バランスどりの本当のメリット―
2025.12.5デイリーコラムハイパフォーマンスカーやスポーティーな限定車などの資料で時折目にする、「バランスどりされたエンジン」「手組みのエンジン」という文句。しかしアナタは、その利点を理解していますか? 誤解されがちなバランスドエンジンの、本当のメリットを解説する。 -
NEW
「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」の会場から
2025.12.4画像・写真ホンダ車用のカスタムパーツ「Modulo(モデューロ)」を手がけるホンダアクセスと、「無限」を展開するM-TECが、ホンダファン向けのイベント「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」を開催。熱気に包まれた会場の様子を写真で紹介する。 -
NEW
「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」の会場より
2025.12.4画像・写真ソフト99コーポレーションが、完全招待制のオーナーミーティング「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」を初開催。会場には新旧50台の名車とクルマ愛にあふれたオーナーが集った。イベントの様子を写真で紹介する。 -
NEW
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション/CR-V e:HEV RSブラックエディション ホンダアクセス用品装着車
2025.12.4画像・写真まもなく日本でも発売される新型「ホンダCR-V」を、早くもホンダアクセスがコーディネート。彼らの手になる「Tough Premium(タフプレミアム)」のアクセサリー装着車を、ベースとなった上級グレード「RSブラックエディション」とともに写真で紹介する。 -
NEW
ホンダCR-V e:HEV RS
2025.12.4画像・写真およそ3年ぶりに、日本でも通常販売されることとなった「ホンダCR-V」。6代目となる新型は、より上質かつ堂々としたアッパーミドルクラスのSUVに進化を遂げていた。世界累計販売1500万台を誇る超人気モデルの姿を、写真で紹介する。 -
アウディがF1マシンのカラーリングを初披露 F1参戦の狙いと戦略を探る
2025.12.4デイリーコラム「2030年のタイトル争い」を目標とするアウディが、2026年シーズンを戦うF1マシンのカラーリングを公開した。これまでに発表されたチーム体制やドライバーからその戦力を分析しつつ、あらためてアウディがF1参戦を決めた理由や背景を考えてみた。
