プジョーの新型クロスオーバー「4008」登場【ジュネーブショー2012】
2012.02.22 自動車ニュース【ジュネーブショー2012】 プジョーの新型クロスオーバー「4008」登場
仏プジョーは、2012年3月6日に幕を開けるジュネーブモーターショーにおいて、「三菱RVR(欧州名:ASX)」をベースとした新型クロスオーバーモデル「4008」を世界初公開する。
「4008」は、「三菱アウトランダー」をベースに開発された「4007」に次ぐ、プジョーのクロスオーバーSUV。欧州市場ではCセグメントと呼ばれるポジションに位置し、ロシアや中国など、主に新興国市場に向けたモデルとなる。
4007の弟分といえるボディーのサイズは、全長×全幅×全高=4340×1768×1632mm(ルーフレール含む)。4007に比べると、前後オーバーハングが短縮され、全長は30mm短くなっている。ホイールベースは2670mmで、ベースとなる「三菱RVR」をはじめ、「プジョー4007」「三菱アウトランダー」と同じである。
いっぽう、プジョー社内で仕立てられたスタイリングは、ドアパネルなどは「三菱RVR」と共通ながら、バンパーの上下に及ぶ大型グリルなどによって、近年のプジョーに見られるデザイン・アイデンティティーが表現されている。
パワーユニットを見ると、エンジンはガソリンが1.6リッター(115ps、15.7kgm)と2リッター(150ps、20.1kgm)、ディーゼルが1.6リッター(115ps、27.5kgm)と1.8リッター(150ps、30.6kgm)で、計4種(欧州市場はディーゼルのみ)。トランスミッションは、ガソリン車にCVT(2リッターモデルのみ)と5段MTが、ディーゼル車には6段MTが組み合わされる。さらに、ディーゼルと1.6リッターのガソリンにはアイドリングストップ機能も与えられる。
駆動方式は、FFと4WDが用意される。
この4008は今年4月、ロシアを皮切りに中国などでも発売され、翌5月には欧州市場にも導入される予定だ。
(文=岩尾信哉)
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