ロールス・ロイスのコンバーチブル「ファントム・ドロップヘッドクーペ」公開
2007.07.19 自動車ニュースロールス・ロイスのコンバーチブル「ファントム・ドロップヘッドクーペ」公開
ロールス・ロイス・モーター・カーズは2007年7月19日、スーパーラクシャリーコンバーチブルの「ロールス・ロイス・ファントム・ドロップヘッドクーペ」を日本初公開した。
「ファントム・ドロップヘッドクーペ」は、高級サルーン「ファントム」をベースに2ドア4シーターコンバーチブルとしたもの。同社としては2002年の「コーニッシュ」以来となるコンバーチブルモデルでもある。
6.75リッターV12エンジン(460ps、73.5kgm)と6段AT、さらにサスペンション形式などは共通としながらも、ホイールベースは250mm短縮され、車高は低められた。観音開きのファントムサルーンに対し、片側1枚となったドアは前開きとなったため、アウターパネルはすべて新しい。
コンバーチブル化によりさらに強度と剛性が高められたアルミスペースフレームは、安全性、操縦性などとともに、振動を抑えるなどの快適性にも寄与する。
幌部分は車内の静けさを保つため5層構造となり、開閉はフルオートで約25秒の時間を要する。
デザイン上の特徴となるのが、ブラシ仕上げのスチールボンネットとチーク材を用いたリアフードカバーである。どちらも職人が手作業で仕上げたものとなる。
既報の通り、同車の予約受付は2007年4月にスタートしており、すでに2007年生産枠は完売。2008年分も、ほぼすべてが予約済みであるという。
なお、日本ではコーンズカンパニーリミテッドを通じて販売され、価格は5218万5000円。
(webCG 本諏訪)
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