ステランティスが北米、日本、韓国でBEVにテスラの充電規格を採用

2025.11.19 自動車ニュース webCG 編集部
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NACS規格のテスラの急速充電器「スーパーチャージャー」。
NACS規格のテスラの急速充電器「スーパーチャージャー」。拡大

ステランティスは2025年11月18日、北米、日本、韓国において、一部の電気自動車(BEV)に北米規格の充電システム(NACS)を採用すると発表した。

ジープ・ワゴニアS
ジープ・ワゴニアS拡大
ダッジ・チャージャー デイトナ
ダッジ・チャージャー デイトナ拡大
ジープ・リーコン
ジープ・リーコン拡大

NACSはテスラによって開発された充電コネクター規格であり、この規格への適応により、将来的には5カ国で合計2万8000基以上の急速充電器「スーパーチャージャー」へのアクセスが可能となるという。北米では2026年初頭、日本と韓国では2027年から、対応するBEVモデルがテスラの充電拠点で急速充電ができるようになる。

具体的には、2026年に北米市場のBEVモデルである「ジープ・ワゴニアS」や「ダッジ・チャージャー デイトナ」などからスーパーチャージャーネットワークの利用が可能となり、同年発売予定の「ジープ・リーコン」やその後に発表される各BEVがそれに続くという。現行BEVモデルのネットワーク利用やアダプターに関する詳細は、後日発表予定とされている。

ステランティスでは、BEVへのNACSの採用について、「ユーザーのニーズに応える車両やサービスを提供し、選択肢を広げるというステランティスの戦略を体現している。より広範な充電ネットワークへのアクセスを可能にすることで、ユーザーは『どこで、どのように、いつ』車両を充電するかを、柔軟に選べるようになる」としている。

(webCG)

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