世界でたった1台だけ 「花見」をテーマに仕立てた「ロールス・ロイス・ファントム」登場
2025.04.03 自動車ニュース 拡大 |
ロールス・ロイス・モーター・カーズは2025年4月2日、オーダーメイドのスペシャルモデル「ファントム チェリーブロッサム」を発表した。
ロールス・ロイス・ファントム チェリーブロッサムは、日本の顧客の「桜の花のはかない美しさと、桜にまつわる思い出」に着想を得て開発されたカスタマイズモデル。その「子供時代と子育て時代の大切な花見の思い出を形にしたい」という思いを、この一台に込めたという。
デザイン構想のスタートは3年前で、ベースモデルはファントムのロングホイールベースモデル。天井には、星空のような輝きを放つビスポークの「スターライトヘッドライナー」を生かしたうえで、満開の桜の花をちりばめた枝が刺しゅうされており、その花びら一つひとつが、ライトの明かりによって“宝石のようなきらめき”を放つよう工夫されている。
さらに、後部のドアパネルやプライバシースイートのパーティションには「舞い落ちる桜の花びら」が刺しゅうされ、ドア内に格納されたビスポークの傘の生地の内側にも、舞い落ちる花びらのモチーフがあしらわれる。
エクステリアにおいても同じテーマが反映されており、「アークティックホワイト」にクリスタルを重ねたボディーには、後部座席のドアのなかほどまで伸びるコーチラインが手描きで施されるほか、繊細な桜の花のモチーフが添えられている。
（webCG）
