【東京モーターショー2005】今後もGM車は日本で展開!
2005.10.21 自動車ニュース【東京モーターショー2005】今後もGM車は日本で展開!
先日のスバル(富士重工業)との提携解消が注目されるGM(ゼネラルモーターズ)であるが、結局10月19日の東京モーターショープレスブリーフィングでは、そのことについての説明はなく、燃料電池などの環境問題解決策が打ち出されただけだった。
■2010年までに燃料電池車を実用に
驚くほど密集したブースだ。それがGMブースの第一印象である。
それもそのはずで、隣のスバル・ブースと同程度の面積にコルベット、ハマー、キャデラックはもちろん、オペル、サーブと5ブランドがまるごと収まっているのだ。
その密集状態のなかでGMグループのプレスブリーフィングが行われた。
注目は、今年のデトロイトショーで発表された燃料電池車「シークエル」である。GM本社の研究開発・戦略企画担当であるローレンス・D・バーンズ副社長の話では、「2010年までに、持続力でもパフォーマンスでも現行の内燃システムにひけをとらない」という目標を掲げる。
現在では1回の水素供給で最大480kmの走行が可能。0-96km/h加速も10秒以内でパフォーマンスに見劣りするところはない。
■クルマよりも注目されたこと
そのほかにも先月のフランクフルトショーで発表された「キャデラックBLS」や、2006年1月にリリースを控える「キャデラックSTS-V」、つづく2月に発売予定の「コルベットZ06」も紹介された。
耐久レースのノウハウを盛りこんだコルベットZ06は、511psを発生する7リッターV8エンジン「LS7」を積み、オーバーフェンダーで武装した姿は明らかに隣に並ぶ「C6」とはオーラの出方が違った。
ブリーフィング後、来日しているGM本社の役員がそこかしこで囲まれて取材を受けていた。「いすゞやスズキとの提携は継続するのか?」など、様々な質問を投げかけられていたのだ。一部報道によると、継続すると明言されたようだが、GMにとっては厳しい質問があいついだようだ。
(NAVI 吉岡)
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