第210回:コージのロールス日記(その4) な、なんと!生まれ変わってしまいましたっ!!
2005.05.13 小沢コージの勢いまかせ!第210回:コージのロールス日記(その4) な、なんと!生まれ変わってしまいましたっ!!
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■ロールス大変身!!
突然ですけどスイマセン。俺の愛するロールス様こと 1990年式「シルバー・スピリットII」が生まれ変わってしまいました。それも今から30年以上も前に生まれた72年式「コーニッシュクーペ」に! スピリットIIもまだあるんだけどね。近日中に長く愛していただけそうな方に格安でお譲りするつもりです。(気になる方はマイHPのメールkoji@koji-ozawa.comまで!)。
後出しなんで言い訳みたいだけど、別にスピリットIIが愛せなくなったわけじゃありません。別の人を愛してしまっただけで……って完璧にワガママ発言ですけど。とにかくあまりに美しかったんですよ、コーニッシュクーペ様!!
たまたま知り合いのところにあって、最初は「へぇ、こういうロールスもあるんだぁ」なんて具合にそのカジュアルさと可憐さに感心してたんだけど、「持ってく?」って言われて、その日一日貸してもらって、すっかり心が、もーグラグラ。「俺って元々こういうロールスを求めてたんじゃないのか〜!」などと不謹慎な感情を持つに至りました。ホント、申し訳ない! 一部、読者の方からはスピリットを選んだことをお褒めいただき、がんばることをココロ新たに誓ってたんだけど、いやー、出会っちゃうときは出会っちゃうもんよね。好みのタイプに。女性と同じよ。ガハハハ(すいません)。
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■市井の反応は賛否両論
正直、評価は賛否両論ですな。「すんげぇ、イイじゃん。絶対買いだよ!」って言う人と「????」の2パターン。“?”の人は、前にスピリット買ったときもなんで買ったのかわからなかったのに、「さらにお金払って、なんで古くてボロいのにするの?」って感じみたい。あー、ロールスってそういう風に見られるんだよなぁ……なんて思った。勉強になります。
でも、俺にしてみれば当然の選択なんだよね。スピリットIIもそのなんとも別世界な圧倒的な世界にほれ込んだわけだけど、正直、そのモダン過ぎる感じというかな、若すぎるワインというか、新しすぎるお城や寺に感じるような違和感があった。だけど、コーニッシュに乗った時はまさにドンピシャ、「これぞロールス!」って感じがしたんだよね。スタイリングにもインテリアにも。正直、シートはヒビ入ってるし、塗装も完璧ではない。でも、いいんだよねぇ〜コレ〜。ハッキリ言ってかなり気に入ってます。
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■ン百万も覚悟!
とりえあず、2ドアクーペってとこがいいよね。カッコよさはもちろんだけど、ロールスならではの威厳を持ちつつ、若々しさを兼ね備える。フツー、あんまりないよ、こういう組み合わせ。それから今までのだと「なんで自分で買うのさ。後席に乗れないのに?」みたいなことも言われてたし。あんまり気にしてなかったけど。
最大の問題は問答無用のメンテナンス代。実は手に入れる前、かなり脅かされました。我が主治医様いわく、「この時代のロールスはン百万円は覚悟しなきゃいけないよ〜」だってさ、ひぇぇぇ。とりあえず目をつぶることにいたします。深く考えてちゃ普通の人はロールスなんて買えないんだよ〜と。あー、恐わ&楽しみだわ〜!
(文と写真=小沢コージ/2005年5月)

小沢 コージ
神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 YouTubeチャンネル『小沢コージのKozziTV』
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