ホンダ「シビック」シリーズをマイナーチェンジ
2002.10.18 自動車ニュースホンダ「シビック」シリーズをマイナーチェンジ
本田技研工業は、ハッチバックの「シビック」、セダンの「シビックフェリオ」と、ハイブリッドカー「シビックハイブリッド」にマイナーチェンジを施し、2002年10月17日に販売を開始した。
今回のマイナーチェンジでは、装備の充実や内装の質感向上が図られた。さらに「シビック フェリオ」には、1.7リッターVTECエンジンにCVTを組み合わせた上級モデル「XL」が設定された。
車種別の変更点は、以下の通り。
■「シビック」
・全タイプ、電波式キーレスエントリーシステムに、アンサーバック機能を追加。運転席には、シートバックポケットを標準装備。
・1.5リッターを積むベーシックグレード「G」と「G4」(4WD)に、4スピーカーを標準装備。
・1.5リッターリーンバーンエンジンを積む「iE」グレードの、ミスト機構付きワイパーに、間欠式を標準装備。
・1.7リッターを積むトップグレード「X」と「X4」(4WD)に、ハーフシェイドフロントウィンドウ、本革巻ステアリングホイール&シフトノブ、ウォッシャー付き間欠リアワイパーを標準装備。
さらに、「X」と「X4」に設定されるメーカーオプション「レザーインテリア」(シート、アームレスト、ドアライニング)の価格を12.0万円から10.0万円に、「Sパッケージ」のオプション価格が、10.0万円から8.0万円に値下げされた。
■「シビックフェリオ」
・全タイプに、ハイグレードキーとリアヘッドレストを標準装備するとともに、シートの形状を変更してホールド性を向上。
・ベーシックグレード「C」と「C4」(4WD)は、タコメーターを標準装備。さらに、シート表皮をモケットからトリコットに変更。
・1.5リッターリーンバーンエンジンを積む「iE」グレードは、インナードアハンドルなどにクロームメッキを採用。キーレスエントリーシステムにアンサーバック機能を追加するとともに、シート表皮をモケットからトリコットに変更。
・1.7リッターエンジンに5段MTを組み合わせた「RS」グレードは、本革巻ステアリングホイール、発光式メーターをインテリアに、ボディ同色ウォッシャーノズルをエクステリアに採用。キーレスエントリーシステムにアンサーバック機能を追加。
シビックフェリオは上記に加えて、1.7リッターエンジンとCVT(無段変速機)「ホンダマルチマチックS」を組み合わせた、上級グレード「XL」が新たに設定された。
「C」と「C4」に設定されるパッケージオプション「Fパッケージ」に、UVカットガラスと運転席ハイトアジャスターを追加。「iE」と「L4」に設定される「Lパッケージ」には、バリアブル間欠フロントワイパーを追加したが、それぞれ価格は据え置かれた。
■「シビックハイブリッド」
・ハーフシェイドフロントウィンドウを採用。
・キーレスエントリーシステムに、アンサーバック機能を追加。
・AM/FMチューナー付きCDプレーヤーと、4スピーカーを標準装備。
・シート表皮を、モケットからトリコットに変更。
などとなっている。
価格は、シビックが「G」(2WD/4AT)の144.8万円から、「X4」(4WD/4AT)の182.2万円まで。シビックフェリオが、「C」(2WD/4AT)の126.8万円から、「L4」(4WD/4AT)の170.7万円まで。新設定の「XL」(2WD/CVT)は、169.8万円。シビックハイブリッドは、209.0万円となる。
(webCGオオサワ)
ホンダ・シビック:http://www.honda.co.jp/auto-lineup/civic/
シビックフェリオ:http://www.honda.co.jp/auto-lineup/civic-ferio/
シビックハイブリッド:http://www.honda.co.jp/auto-lineup/civic-hybrid/
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