東京モーターショー:フォード
2001.10.25 自動車ニュース東京モーターショー:フォード
フォードのプレスカンファレンスは、2001年10月24日の午前10時30分から、幕張メッセ西ホールで行われた。コンセプトカーの出品がないため、展示された市販予定車についての説明が中心となった。
米フォードのジェイ・メイ デザイン担当副社長(写真上)は、まず「マスタング・ブリットGT」について説明を始めた。スティーブ・マックイーン主演のアクション映画『ブリット』に登場し、派手なカーチェイスを演じた「マスタングGT390」をイメージしたモデル。現行マスタングをベースに、その面影を残すCピラーや5本スポークアルミホイールの意匠、専用チューンのサスペンションなどを与え、米国で5500台限定生産された。
続いて、2001年のデトロイトショーで量産型が発表された、新型「サンダーバード」に話はうつった。1954年に初代がデビュー、以来コンバーチブルからセダンまで、様々なモデルが造られ、420万台以上が工場をあとにした。1997年に生産を一時中断、4年を経て、2シーターオープンとして再登場した。グリル形状やヘッド、テールランプの意匠など「伝統的なスタイリングの特徴」を踏襲したという。
ジェイ・メイ氏に続いてステージにあがったフォードジャパン社長の岩國頴ニ氏は、「今回出展したサンダーバードを、少数ですが日本で発売する計画があります」と発表。台数や導入時期については明らかにしなかったが、日本の消費者にとっては嬉しいニュースである。
すでに導入済みのコンパクトカー「フォーカス」や、SUV「エスケープ」の販売が好調であることについても言及し、カンファレンスは終わった。
(webCG 大澤)
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