スズキX-LANDER:“相棒選び”の解決策
2013.11.21 コレはゼッタイ! ![]() |
スズキX-LANDER:“相棒選び”の解決策
終(つい)のクルマとしていつも頭に浮かぶのは、「スズキ・ジムニー」だ。年金がもらえるのかという心配事もあるけれど、老後は釣り道具とサイフォンを積んで、海や山に出掛けて、の~んびりとサンドイッチでも食べて過ごしたい。ジムニーなら悪路にも強いし、維持費もかからない。老後の相棒にはぴったりではないか。
■オープンなのがミソ
いっぽうで、オープンカーで陽光や月光や春風を浴びながらドライブする魅力も捨てがたい。こっちの候補としては、「ホンダS660コンセプト」か、あるいはまだ見ぬマツダの新型「ロードスター」か。
残念なのは、ジムニーとオープンカーの2台持ちができるような甲斐(かい)性がないことだ。断腸の思いでどちらかを選ばなければならない。ジムニーか、オープンか。屋根はあったほうがいいのか、なくすべきか。to be or not to be……。
そんな悩みを一挙解決してくれるのが、スズキのコンセプトカー「X-LANDER(エックス・ランダー)」である。なんとジムニーをベースにしたオープン。ちなみに、1.2リッター直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルである。もちろんフルタイム四駆で、しかもかっちょいい!
これ、出たらすぐ買っちゃいそう。SUVのオープンって違和感があったけれど、考えてみればSUVとは空気のおいしい場所に行くクルマ。オープンでばっちりなのだ。
(文=サトータケシ/写真=峰 昌宏)
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