新型「スマート」も登場! 「スマートタイムズ2014」in ポルトガル
2014.07.28 画像・写真「スマート」の国際ファンミーティング「スマートタイムズ2014」が、2014年7月17日から19日まで、ポルトガルのビーチリゾート、カスカイス(キャシュキャイス)で開催された。
会場には31の国と地域から約2380人のファンが参集。18日に開催されたオープニングイベントには、ダイムラーAGのスマート担当重役アンネッテ・ヴィンクラー氏が登場。2日前にベルリンで報道発表したばかりの3代目「スマート・フォーツー」のステアリングを握ってステージに現れるというサプライズを演じて盛り上げた。
続く19日には近郊のエストリルサーキットを基点にパレードが開催され、このイベント史上最高の1427 台が参加した。参加者たちは、ヴィンクラー女史が運転する新型スマートを先頭に、かつてF1グランプリが行われていたコースを走ったあと、公道に移り、周辺住民やリゾート客の声援を浴びながら4時間近いクルーズを楽しんだ。ちなみに、先導も地元警察において日頃現役で活躍しているスマートが務めた。
そして夜10時になると、ブラームスのハンガリー舞曲第5番が大音量で流れ、2015年の開催地がブダペストであることが告げられた。新型スマートの欧州発売は2014年11月。われ先にと新型のキーを手にした熱烈なスマーティストが、何台くらいドナウ川の街に参集するか、今から興味深い。
(文と写真=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>)

「スマートタイムズ2014」のオープニングセレモニーの様子。わずか2日前、7月16日にドイツで発表されたばかりの新型「スマート・フォーツー/フォーフォー」が、世界で初めて一般に公開された。
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「スマートタイムズ2014」のオープニングセレモニーの様子。わずか2日前、7月16日にドイツで発表されたばかりの新型「スマート・フォーツー/フォーフォー」が、世界で初めて一般に公開された。
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空の玄関口であるリスボンポルテラ空港には、イベントを祝って、実車を使ったモニュメントが展示された。
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カスカイスの役場前広場に並んだ地元ポルトガルの参加車たち。
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クルマのボディーに書かれた「生の魚」があまりに気になったので声をかけてみた。スシの仕出し&ケータリング「Sushiman」を営むリカルド・マルティンスさんと、彼のお嬢さん。
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サーフボード+スケートボードを搭載した地元ファン。ドライバーは歩行者に気を取られ気味か。
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来年の主催国となったハンガリーから来たモディファイドカーは、有名なハンガリアンムスタッシュ(ハンガリー風口ひげ)付き。
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最高に注目を浴びていた一台。こちらもハンガリーから。
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スマートクラブ「ポルスカ」のクルマ。この機会にポーランド-ポルトガル往復8500km、19日間のツーリングを楽しんだ。
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イタリアのブレシアから来た「スマート・ロードスター」。これまで行く先々で、フロントフードに同好の士からサインを収集してきた。
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メイン会場はビーチに直結。
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「スマート・クロスブレード」のオーナー。このミニキャンピングカーは、スマートファンの間で人気のアイテムだが、カラーコーディネートしているところがミソ。
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ミニーマウス風の「スマート・フォーツー」。
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開催期間中、メイン会場のビーチは、ビーチバレーやバーベキュー大会で盛り上がった。
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深夜0時近くになっても、ファンの興奮はさめやらず、徘徊するクルマ多数。
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イベント最終日の19日には、エストリルサーキットを基点にパレードが実施された。先頭にはさっそく新型「スマート・フォーフォー」の姿が。
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スターティンググリッドにて。地元ポルトガル・マイアのスマート専門チューナー「Mr.スマート」のスタッフとお客さんが並んだ一角。
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リスボンの「Jbレーシング」による「スマート・ピックアップ」(写真左)。土曜夜のショーでチューニング&パフォーマンス賞の1位を獲得した。
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往年のマルボロF1風。ポルトガルはブラジルと密接な関係にあることから、今もアイルトン・セナのファンが多い。
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パレードは、地元警察の現役で活躍する、初代「スマート」が先導した。
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パレードには、このイベント史上最高の1427台が参加した。