ランボルギーニ、スーパーな「ガヤルド」出展【フランクフルトショー2011】
2011.09.16 自動車ニュース【フランクフルトショー2011】ランボルギーニ、レースカーベースの「ガヤルド」限定モデルを出展
伊アウトモビリ・ランボルギーニは2011年9月13日、フランクフルトモーターショーで、「ガヤルド」のワンメイクレース競技車両をベースとした限定モデル「LP-570-4 スーパートロフェオ ストラダーレ」を発表した。
「LP-570-4 スーパートロフェオ ストラダーレ」は、「ガヤルドシリーズの新たなトップモデル」となる世界150台限定のリミテッドエディションだ。同モデルは、モンツァ、シルバーストン、ホッケンハイムなどヨーロッパ各地のサーキットで開催されるガヤルドのワンメイクレース「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ」の競技車両をベースとしており、レーシングモデルと同一の大型リアウイングや専用色を用いたカラーリングなどを特徴とする。
レーシングモデルがベースとはいっても、同競技はイコールコンディションで行われるため、エンジンや機能系部品の改造は認められていない。そのためエンジンスペックは「スーパーレジェーラ」と共通で、最高出力570ps/8000rpm、最大トルク55.1kgm/6500rpmを発生。トランスミッションは6段2ペダルMTの「e-gear」が組み合わされる。
車体は、「LP560-4」の3倍のダウンフォースを発生させるというリアウイングや、短時間で脱着可能なクイックリリース式リムーバブルエンジンフード、リアディフューザー、ドアミラーハウジングのパーツに炭素繊維強化プラスチックを採用。結果、「スーパーレジェーラ」に並ぶ1340kgの車重を実現している。
ボディカラーは、往年のレーシングレッドを再現したという「ロッソ・マルス」に、マットブラックが組み合わされる。ブレーキキャリパーにレッドを用いたのは、ランボルギーニ史上初だという。車体色はこのほか「グリジオ・テレスト」「ビアンコ・モノセルス」も設定され、それぞれオプションでグロスブラック仕上げのルーフが選択可能となっている。
アルカンターラ仕上げの内装は、ロアダッシュボードやシートクッションセンター、バックレストにロッソ・マルスを、その他の部位にはブラックを用い、所々に赤いステッチを施すなど、外装同様、ブラック×レッドでコーディネートされる。
「LP-570-4 スーパートロフェオ ストラダーレ」の生産台数は、150台のみとなる。
(webCG 曽宮)
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