アウディが「RS Q8」を日本に導入 最高出力600PSのハイパフォーマンスSUV
2020.11.28 自動車ニュース![]() |
アウディ ジャパンは2020年11月28日、富士スピードウェイにおいてハイパフォーマンスSUV「RS Q8」をお披露目し、2021年2月以降に発売すると発表した。
エンジンは高出力の4リッターV8ツインターボ
RS Q8は、クーペスタイルのSUV「Q8」をベースに動力性能を高めたスポーツモデルであり、アウディの高性能モデルを手がける子会社、アウディスポーツが開発。標準モデルとは一線を画す走りに加え、特別な意匠の内外装も特徴となっている。
パワーユニットは最高出力600PS、最大トルク800N・mを発生する4リッターV8ツインターボエンジンで、0-100km/h加速は3.8秒という動力性能を実現。48Vマイルドハイブリッドシステムや気筒休止機構を採用するなど、燃費にも配慮している。また、トランスミッションは8段AT、駆動システムは「クワトロ」フルタイム4WDの組み合わせで、セルフロッキングディファレンシャルが標準装備される。
足まわりにはスポーティーな設定が特徴の「RSアダプティブエアサスペンション」や、状況に応じて前輪と同位相、あるいは逆位相に後輪が切れることで、低速走行時の取り回し性能と高速走行時のステアリングレスポンスを高める4輪操舵システム「オールホイールステアリング」を標準装備。パワートレインやドライブトレインの制御を切り替える「ドライブセレクト」には、プリセットしておいた設定をステアリングスイッチで呼び出せる「RSモード」を追加している。
デザインも標準モデルとは大きく異なり、エクステリアにはハイグロスブラックのラジエーターグリルや、ルーフエッジスポイラー、リアスカート、楕円(だえん)テールパイプなどといったRS専用パーツ、23インチの大径アルミホイールなどを採用。インテリアにはアルカンターラとレザーのスポーツシート(オプションでレザーシートパッケージの設定もあり)や、専用の表示機能を備えたデジタルメーター「アウディバーチャルコックピット」を装備している。
このほかの装備も充実しており、10.1インチと8.6インチの2枚のタッチディスプレイを備えたインフォテインメントシステムや、Bang&Olufsen 3Dサウンドシステム、アダプティブクルーズコントロールや「アダプティブドライブアシスト/エマージェンシーアシスト」「アウディプレセンスリア」「アウディサイドアシスト」等の運転支援・予防安全システムなどが採用されている。
価格は1869万円。
(webCG)