『CAR GRAPHIC』2021年4月号発売 新型「Sクラス」でこれからのラグジュアリーカーを知る
2021.03.01
From Our Staff
CG4月号の巻頭特集は、7年ぶりにフルモデルチェンジして日本に上陸した「メルセデス・ベンツSクラス」です。ラグジュアリーカーのベンチマークといえるこのモデルがどのような進化を遂げたか、詳しく解説します。(CG編集部)
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新しいラグジュアリーのあり方とは?
フルモデルチェンジでW223型となったSクラス。今回試乗したのは3リッター直列6気筒ガソリンエンジンを搭載する「S500 4MATIC」です。メルセデス・ベンツのトップレンジのモデルチェンジは、単に世代交代を意味するだけではありません。ラグジュアリーカーの指標であるこのモデルの進化と変化は、世界中の自動車メーカーに影響を及ぼします。逆に言えば、最新のSクラスを詳しく知れば、これからのラグジュアリーカーのあり方が見えてくる、ということでもあります。
「現代に求められるラグジュアリーの再定義」とメーカー自身がうたうように、新型Sクラスの進化は全方位に及びます。一例を挙げると、会話形式で車両の設定をコマンドするインターフェイス「MBUX」を基軸にした、インフォテインメントシステムが大幅に進化しています。指紋、音声、顔という3つの「生体データ」でユーザーを認証するようになり(加えてPINコード認証も付く)、誰がどのシートに座っているのかまでも認識します。さらに、新たに採用された、平面モニターでありながら立体的に見える「3Dコックピットディスプレイ」やAR(拡張現実)技術も新しい体験となるでしょう。新型Sクラスの車内におけるUX(ユーザーエクスペリエンス)は、明らかに次の世代へと進化しています。この特集から、自動車の未来が垣間見えるに違いありません。
試乗記では“同門対決”が見どころです。比較テストはライバルメーカーの同クラスのモデルを並べるのが通例ですが、この同門対決では評価の高いニューモデルを仕様違いで比較しています。ひとつのモデルの中で違いがあるのかどうか。スバルの「レヴォーグ」は「GT-H」と「STI Sport」を、BMWの「5シリーズ」はガソリン車の「530i」とプラグインハイブリッドの「530e」、そしてハイパフォーマンスな「M550i」を乗り比べました。どんな発見があったでしょうか?
ほかにも、見逃せないモデルの試乗記が並びました。フラット6をミドシップしたポルシェの「718スパイダー」と「718ケイマンGT4」、フルモデルチェンジで大きく変わった「トヨタ・ミライ」、小型車では新型「ルノー・キャプチャー」やマイナーチェンジした「シトロエンC3」、そして注目の新型「日産ノート」など、見どころ満載で読み応えある一冊となっています。
そのほかにも、新たにコンパクトEV「ホンダe」が加わった長期テストリポートや、フロントにエンジンを搭載した1950年代のフェラーリを振り返る「スポーツカー・プロファイル」といった本誌ならではの人気連載も見逃せません。
CG4月号は定価1300円です。デジタル版は、Amazon/Kobo/BookLive!/ブックパス/SonyReaderStore/Fujisanで購読できます。お近くの書店や、オンライン書店でお買い求めください。
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『CAR GRAPHIC』2021年4月号
発行所:株式会社カーグラフィック
定価:1300円
A4判変型・192ページ
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