スズキがイタリアのバイクショーで400ccクラスの新型「DR-Z4S」「DR-Z4SM」を発表

2024.11.06 自動車ニュース webCG 編集部
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スズキDR-Z4S
スズキDR-Z4S拡大

スズキは2024年11月5日(現地時間)、イタリア・ミラノで開催されているモーターサイクルショー「EICMA 2024(ミラノショー)」において、新型「DR-Z4S」および「DR-Z4SM」を発表した。

DR-Z4SM
DR-Z4SM拡大
「EICMA 2024」でのスズキのプレスカンファレンスに登壇する鈴木俊宏社長。
「EICMA 2024」でのスズキのプレスカンファレンスに登壇する鈴木俊宏社長。拡大

本格的なオフロード走行やサーキット走行も楽しめる

スズキDR-Z4Sは、街乗りから本格的なオフロード走行まで楽しめる400ccクラスのデュアルパーパスモデルである。いっぽうのDR-Z4SMは、同車をベースに足まわりなどをオンロードでのスポーツ走行向けにつくり変えたスーパーモトモデルで、日常使いからサーキット走行まで、多様なライディングを楽しめるとされている。両モデルともに、軽快なハンドリングや低速から高速までスムーズなエンジン特定を犠牲にすることなく、各国の排ガス規制、騒音規制、ブレーキ規制に対応しているという。

また電子制御システムとして、「G(グラベル)」モードを含むモード切り替え機能付きのトラクションコントロールや、同じく制御の切り替えが可能なABS、3種類の出力制御を備えた「SDMS(スズキドライブモードセレクター)」からなる、「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」を採用。トラクションコントロールは、モードの切り替えに加えて介入をオフにすることも可能で、ABSについても、DR-Z4Sではフロント/リアの両方、DR-Z4SMではリアの作動をカットすることができる。これにより、ライダーのスキルや路面のコンディションに応じて、多様なライディングを楽しむことができるという。またLED式の灯火類やLCDメーターといった先進装備、アグレッシブなスタイリング等も特徴として挙げられている。

各車の諸元は以下のとおり。

【DR-Z4S】
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2270×885×1235mm
ホイールベース:1495mm
シート高:920mm
最低地上高:300mm
装備重量:151kg
エンジン:398cc 水冷4ストローク単気筒DOHC
タンク容量:8.7リッター
タイヤ:(前)80/100-21M/C 51Pチューブタイプ/(後)120/80-18M/C 62Pチューブタイプ

【DR-Z4SM】
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2195×885×1190mm
ホイールベース:1465mm
シート高:890mm
最低地上高:260mm
装備重量:154kg
エンジン:398cc 水冷4ストローク単気筒DOHC
タンク容量:8.7リッター
タイヤ:(前)120/70R17M/C 58Hチューブタイプ/(後)140/70R17M/C 66Hチューブタイプ

DR-Z4Sは2025年4月より、DR-Z4SMは同年5月より、北米・欧州を中心に各国で順次販売を開始するとしている。

(webCG)

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