マイナーチェンジした「シトロエンC4」上陸 マイルドハイブリッドモデルを発売

2025.03.27 自動車ニュース webCG 編集部
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シトロエンC4
シトロエンC4拡大

ステランティス ジャパンは2025年3月27日、マイナーチェンジしたシトロエンブランドのCセグメントハッチバック「C4」の国内導入を発表し、同日、販売を開始した。

シトロエン創業時のロゴをオマージュした新しいシトロエンバッジをフロントのセンターに配置。3つのセグメントに分割された特徴的なライトシグネチャーが目を引く。
シトロエン創業時のロゴをオマージュした新しいシトロエンバッジをフロントのセンターに配置。3つのセグメントに分割された特徴的なライトシグネチャーが目を引く。拡大
「シトロエンC4」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4375×1800×1530 mm、ホイールベースは2665mm。
「シトロエンC4」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4375×1800×1530 mm、ホイールベースは2665mm。拡大
「シトロエンC4」のリアビュー。従来のダブルシェブロンのブランドバッジを「CITROËN」のアルファベットに置き換え、フロントと同様に3つのセグメントに分割された特徴的なLEDランプシグネチャーを採用する。
「シトロエンC4」のリアビュー。従来のダブルシェブロンのブランドバッジを「CITROËN」のアルファベットに置き換え、フロントと同様に3つのセグメントに分割された特徴的なLEDランプシグネチャーを採用する。拡大
パワーユニットには、最高出力136PSの1.2リッター直3ガソリンターボエンジンと電動モーターを内蔵した6段DCT、容量897.9Whの48Vバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用。
パワーユニットには、最高出力136PSの1.2リッター直3ガソリンターボエンジンと電動モーターを内蔵した6段DCT、容量897.9Whの48Vバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用。拡大
デジタルメーターパネルは従来の5インチから7インチに大型化。インフォテインメントシステムにはChatGPTを搭載している。
デジタルメーターパネルは従来の5インチから7インチに大型化。インフォテインメントシステムにはChatGPTを搭載している。拡大
「アドバンストコンフォートシート」と呼ばれる、ホワイト基調のアルカンターラとテップレザーを用いた新デザインのコンビシートを採用。
「アドバンストコンフォートシート」と呼ばれる、ホワイト基調のアルカンターラとテップレザーを用いた新デザインのコンビシートを採用。拡大
渋滞時に便利なストップ&ゴー機能付きアクティブクルーズコントロールや、白線が明確な車線内のポジションをキープするレーンポジショニングアシストなど、ADASの充実もうたわれる。
渋滞時に便利なストップ&ゴー機能付きアクティブクルーズコントロールや、白線が明確な車線内のポジションをキープするレーンポジショニングアシストなど、ADASの充実もうたわれる。拡大

「AMI 6」や「GS」などの系譜に連なるシトロエンC4の現行モデルは、2014年に登場した「C4カクタス」の後継として2020年にグローバルデビュー。シトロエンが100年の歴史のなかで追求してきた「独創的なデザインと快適性」というテーマを凝縮したモデルとして、2022年1月に国内導入された。

今回のマイナーチェンジでは内外装デザインや安全装備に磨きをかけるとともに、シトロエンで初となるマイルドハイブリッドモデルを設定。輸入Cセグメントモデルのマイルドハイブリッド車でトップの燃費性能を達成したと紹介される。

エクステリアデザインは、2022年のパリモーターショーでシトロエンが発表した「Oli concept(オリ コンセプト)」の流れをくむ次世代デザインを随所に採用。シトロエン創業時のロゴをオマージュした新しいシトロエンバッジをフロントのセンターに配置している。標準装備のLEDヘッドランプは、3つのセグメントに分割された特徴的なライトシグネチャーを有し、遠くからでもすぐにシトロエンのクルマだと認識できる新しいシトロエンのデザインアイデンティティーを表現したという。フロントバンパー下部にはシルバークロームのスキッドプレートを組み込み、垂直に伸びるサテンゴールドのカラークリップがフロントフェイスを際立たせている。

リアセクションでは従来のダブルシェブロンのブランドバッジを「CITROËN」のアルファベットに置き換え、フロントと同様に3つのセグメントに分割された特徴的なLEDランプシグネチャーを採用する。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4375×1800×1530 mm、ホイールベースは2665mmとなる。

インテリアについては、「アドバンストコンフォートシート」と呼ばれるホワイト基調のアルカンターラとテップレザーを用い、縁にオレンジ色のステッチを施した新デザインのコンビシートが目を引く。座面内部には15mm厚のフォームパッドを使用し、サスペンションの「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」と合わせて、シトロエン独自のしなやかな乗り味を演出する。デジタルメーターパネルは従来の5インチから7インチに大型化。視認性の改善がうたわれる。

パワーユニットには、最高出力136PSの1.2リッター直3ガソリンターボエンジンと電動モーターを内蔵した6段DCT、容量897.9Whの48Vバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用。最高出力22PSを発生する電動モーターのアシストにより、低速から力強いトルクが立ち上がり、スムーズで心地よい加速が味わえるという。低速時に100%電動走行を実現したのも同パワーユニットの特徴で、走行状況によって約30km/hまで電気による走行が可能となる。システム最高出力は145PS、燃費は23.2km/リッター(WLTCモード)と発表されている。

進化したADAS(先進運転支援システム)の採用も同モデルの特徴で、アクティブセーフティーブレーキ(被害軽減ブレーキ)や渋滞時に便利なストップ&ゴー機能付きアクティブクルーズコントロール、白線が明確な車線内のポジションをキープするレーンポジショニングアシストなども備わる。

外板色は新色の「マンハッタングリーン」と「エクリプスブルー」に加え、「オケナイトホワイト」「エリクサーレッド」の全4種類から選べる。導入当初のラインナップは「C4マックス ハイブリッド」のみの設定で、価格は432万円。

(webCG)

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