フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.06.01 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「フォルクスワーゲン・ゴルフR」に試乗。エンジンパワーを強化し、最新のコーナリングデバイスも装備した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いてみた。路面に張り付いたかのようなコーナリング
「これ、一台欲しいです」と、レーシングドライバーの山野哲也に言わしめたのが、フォルクスワーゲン・ゴルフのハイエンド版「ゴルフRアドバンス」である。当初はV6エンジン搭載モデルから始まったゴルフR系だが、現行モデルは最高出力333PSを発生する2リッター直列4気筒ターボを搭載。「4MOTION」こと4WDシステムで4輪を駆り、新たに前後のみならず後輪左右のトルクをも制御する「Rパフォーマンス トルクベクタリング」を装備した。足元は通常のRが18インチのところ、Rアドバンスは偏平率35の19インチを履く。価格は749万9000円。
webCG:ゴルフRアドバンスは「運転が楽しい」ということですが、その楽しさはどこからくるのでしょう?
山野:「ドライバーの意思に忠実」なところですね。コンパクトカーの領域で、ここまでつくり込んでいることに感心します。
webCG:マイナーチェンジを受けたゴルフRは、後輪の左右間で駆動力を能動的に分配するトルクベクタリング機構を採用しました。箱根の山道を走っていて、不自然さは感じませんでしたか?
山野:一切ありません。それでいて、ハードコーナリング中でもアクセルペダルを踏み増すと、さらに速度を上げて曲がってくれます。
webCG:限界が一段引き上げられた?
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