一般道最強のインプレッサ!? 「R205」発売
2010.01.07 自動車ニュース一般道最強のインプレッサ!? 「R205」発売
富士重工業のモータースポーツ部門を担うスバルテクニカインターナショナル(STI)は2010年1月7日、コンプリートカー「スバル・インプレッサR205」を400台限定で発売した。
「インプレッサR205」は、スバルのハイパフォーマンスモデル「インプレッサ WRX STI」をベースに、STIがスペシャルチューンを施したコンプリートカー。ただし、競技ベース車でもある「WRX STI spec C」とは異なり、サーキットなどの特別な場所よりむしろ、一般道における操縦安定性の向上にこだわったモデルだ。
具体的には、STI製のダンパー&スプリング、フレキシブルタワーバー、フレキシブルサポート・リヤなどを与えるなどして、ドライバーが意のままに操れるハンドリングを追及。さらに、新開発のフレキシブルドロースティフナーや、専用開発のタイヤ(ブリヂストン・ポテンザRE070)なども採用し、しなやかな乗り心地と信頼感のある乗り味を両立させたという。
エンジンは、専用ボールベアリングターボや、特別なチューニングを施したECU、オリジナルスポーツマフラーなどの装着により、シリーズ最強となる320ps/6400rpm、44.0kgm/4400rpmを発生。
加速性能のアップに合わせ、前後ブレーキはブレンボ製のローター、キャリパーを装備、ドライバーのイメージ通りの減速も約束する。
エクステリアも、前後のアンダースポイラーやルーフスポイラーで空力特性をバランスさせつつ、専用のフロントグリルやサイドガーニッシュなどで質感の向上も図ったという。
価格は、こちらもシリーズトップの、473万5500円となっている。
(webCG 関)