水素ロータリーの「プレマシー」、公道デビューへ

2008.06.23 自動車ニュース webCG 編集部
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水素ロータリーの「プレマシー」、公道デビューへ

マツダは2008年6月20日、コンパクトミニバン「プレマシー」に水素ロータリーエンジンと電気モーターを組み合わせた「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」の国土交通大臣認定を取得したと発表した。

「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」は、2006年にリース販売を開始した「RX-8ハイドロジェンRE」に次ぐ、水素ロータリーエンジン車。2007年東京モーターショーで出展されたのは記憶に新しい。

燃料は、水素とガソリン。今回、さらに電気モーターを組み合わせた「水素RE用ハイブリッドシステム」を搭載。出力を約40%アップ、水素での航続距離を倍増(200km)させた。また、トータルでのCO2削減を図り、内装プラスチック部品やシート表皮に植物由来の「マツダバイオテックマテリアル」を採用した。

開発担当主査の柏木章宏氏は、「北海道洞爺湖サミットを控え、日本の環境技術が世界中から注目されるこの時期に国土交通大臣認定を取得し、公道走行を開始できることは大変意義のあること」とコメント。

同社では、今後公道走行試験を行い、2008年度中のリース販売開始を目指すとのことだ。

(webCG 関)

「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」
「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」
こちらは「RX-8ハイドロジェンRE」。2004年にナンバーを取得し、2006年から国内リース販売が始まった。
こちらは「RX-8ハイドロジェンRE」。2004年にナンバーを取得し、2006年から国内リース販売が始まった。

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