第54回:メルセデスベンツ「アクトロス」のユーモア(その3)
2007.09.01 広告のススメ第54回:メルセデスベンツ「アクトロス」のユーモア(その3)
メルセデスベンツの大型トラック「アクトロス」の広告シリーズ。今回は、ちょっと皮肉っぽいコピーが面白い内容です。加えて、日本でも販売されている「アクトロス」をご紹介します。
古新聞、読みたい?
We will never meet again, if you promise to read old newspaper and eat stale togurts.
あなたが古新聞を読むことと、腐りかけたヨーグルトを食べると約束してくれれば、私たちは二度と会うことはないでしょう。(みなさんが新しい新聞を読み、新しいヨーグルトをお望みなら、邪魔になるけど運ばなければならないのです)
アクトロスは、1996年にデビューした大型トラックで、これまでに世界で20万台以上を売り上げた。日本へは1998年から導入され、約2500台が活躍中である。
エンジンは、排気量1万1946ccのV6と、1万5928ccのV8のディーゼルエンジンターボのインタークーラー付き。V6が354ps、394ps、 428psの3バージョン。V8は530psの1種類が設定される。流通用途のカーゴやトラクタ、建設系のダンプ仕様など、さまざまなボディ形態が用意される。価格は、もっとも安いカーゴの「2535L22M」が1239.0万円。ドイツのアウトバーン育ちのためか、一般的な長距離輸送用途の場合メンテナンスは8万kmに1回。乗り心地と燃費がダントツにいいそうだ。
王者「メルセデスベンツ」の貫禄で、このように余裕のある広告ができるのである。
(文=金子秀之/2003年7月12日)
Mercedes-Benz Actros/Germany
クリエイティブディレクター:Martin Pross/Joachim Schoepfer
コピーライター:Matthias Schmidt
フォトグラファー:Calvin Dolley
エージェンシー:Scholz & Friends/Belrin
(2001 Cannes Gold Lion)

金子 秀之
早稲田大学商学部卒業。資生堂のアートディレクターとして前田美波里のサマーキャンペーンを担当。1973年博報堂のクリエイティブ・ディレクターとして、サントリーの「ブランディ水で割ったらアメリカン」キャンペーンを手がける。1993年(有)クエスターを設立。広告製作及び海外広告の紹介をして現在にいたる。
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