
【スペック】全長×全幅×全高=4790×1780×1535mm/ホイールベース=2750mm/車重=1630kg/駆動方式=4WD/2リッター水平対向4DOHC16バルブ(300ps/5600rpm、40.8kgm/2000-4800rpm)/価格=359万1000円(テスト車=431万5500円/本革シート+LEGACYマッキントッシュサウンドシステム&HDDナビ+サンルーフ=72万4500円)
-
【スペック】全長×全幅×全高=4790×1780×1535mm/ホイールベース=2750mm/車重=1630kg/駆動方式=4WD/2リッター水平対向4DOHC16バルブ(300ps/5600rpm、40.8kgm/2000-4800rpm)/価格=359万1000円(テスト車=431万5500円/本革シート+LEGACYマッキントッシュサウンドシステム&HDDナビ+サンルーフ=72万4500円)
-
2009年5月にデビューした5代目「レガシィツーリングワゴン」。(写真=富士重工業)
-
テスト車にはオプションの本革シートが装着されていた。専用のブルーステッチが施される。
-
-
SI-DRIVEの操作スイッチが、センターコンソールからステアリングホイールのスポーク部分に移動したことがインテリアの大きな変更点。この変更によって、視線変更を最小限に抑えてSI-DRIVEを操ることができるようになった。これまでSI-DRIVEのスイッチがあった場所には、電動パーキングブレーキのスイッチを移設。例えば駐車する際には、左手でシフトセレクターをPレンジに入れてすぐにパーキングブレーキを操作できるなど、使い勝手が大幅に向上したとスバルはうたう。
-
回転計と速度計の間に3.5インチ大型カラー液晶を採用。EyeSightやSI-DRIVE、アイドリングストップ機構の作動状況や燃料消費などが、瞬時に理解できるようにデザインされている。(写真=富士重工業)
-
マイチェンに際して、フロントマスクに手が加わった。マイチェン前はラグジュアリー系とスポーティー系の2種類の“顔”を用意していたが、スポーティーなテイストに一本化した。また、現行インプレッサから採り入れた六角形の「ヘキサゴングリル」とヘッドランプ内の“コ”の字形のモチーフという、スバルの新しいデザインテーマを導入している。より低くワイドに見せることで、レガシィの持つスポーティーさと安定感を強調することが目的だという。
-
2リッターの水平対向直噴ターボエンジンDIT(Direct Injection Turbo)の最高出力は300ps、最大トルク40.8kgm。既存の2.5リッター水平対向ターボエンジンの285psと35.7kgmを大きく上回る。さらにはJC08モード燃費も約20%向上して12.4km/リッターとなっている。
-
-
-
-
DITユニット搭載モデルは、エンジンでプラス10kg、新しいリニアトロニック(CVT)でプラス20kg、フロントが計30kg重くなっている。重量増加のネガを消すためには抜本的な対策が必要で、サスペンションをボディーに取り付けるクレードルフレームに溶接を追加したほか、サポートサブフレームという部品を追加して、ボディー剛性のアップを図ったという。また、全モデルでフロントスタビライザーの径を26φに上げたほか(マイチェン前は23φ〜25φ)、スプリングを柔らかく、ダンパーも縮み側を柔らかくしつつ、伸び側を硬くするセッティングで接地感の向上を図ったという。
『スバル・レガシィツーリングワゴン2.0GT DIT(4WD/CVT)【試乗記】』の記事ページへ戻る