【スペック】M6クーペ:全長×全幅×全高=4905×1900×1375mm/ホイールベース=2850mm/車重=1910kg/駆動方式=FR/4.4リッターV8DOHC32バルブツインターボ(560ps/6000rpm、69.3kgm/1500-5750rpm) (数値は日本仕様。テスト車は欧州仕様)
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【スペック】M6クーペ:全長×全幅×全高=4905×1900×1375mm/ホイールベース=2850mm/車重=1910kg/駆動方式=FR/4.4リッターV8DOHC32バルブツインターボ(560ps/6000rpm、69.3kgm/1500-5750rpm) (数値は日本仕様。テスト車は欧州仕様)
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日本では2012年4月に受注が開始された。納車はカブリオレが同7月、クーペが10月からを予定。
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先代型は5リッターV10 NAエンジンを搭載していたが、新型では4.4リッターV8ツインターボに変更された。最高出力は約10%向上の560ps。一方、燃費(欧州仕様車によるNEDC測定値)は30%も改善されたという。
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カーボンファイバーのインテリアトリムが、スポーティーな雰囲気をかもし出している。ステアリングは標準型「6シリーズ」とは異なり、ギア比が固定となり、パワーアシストも電動ではなく油圧式が採用される。
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ルーフはカーボンファイバー製。車両の重心高の低下に一役買っているだけでなく、中央のへこみが空力特性の改善もうながすという。
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バックレストの上部角度や幅も調整できる高機能な「M マルチファンクション・シート」が運転席と助手席に装着される。日本仕様は右ハンドルと左ハンドルの両方が用意される。
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「M デュアル・ツイン・エキゾースト・テールパイプ」と、リアディフューザーを備えたリアエプロンが後ろ姿を引き締める。0-100km/hはクーペが4.2秒、カブリオレが4.3秒(ともに欧州仕様)と発表されている。
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4.4リッターV8ツインターボとカブリオレボディーの相性はいい。比較的車重がかさむのと、試乗車の装着タイヤが標準の19インチだったこともあり、従来とは違った「M」の魅力を発見できた。
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【スペック】M6カブリオレ:全長×全幅×全高=4905×1900×1370mm/ホイールベース=2850mm/車重=2040kg/駆動方式=FR/4.4リッターV8DOHC32バルブツインターボ(560ps/6000rpm、69.3kgm/1500-5750rpm) (数値は日本仕様。テスト車は欧州仕様)
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続いて舞台はマラガの西、約90kmにあるアスカリ・サーキットへ。2003年の半ばに開業した新しいコースで、全長は約5.4kmとスペインで最も長い。ちなみに、「アスカリ」とは英国のスポーツカーメーカーのことで、同社のホームコースとなっている。
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クーペのテスト車には、オプションの20インチタイヤとカーボンブレーキが装着されていた。
『BMW M6クーペ(FR/7AT)/BMW M6カブリオレ(FR/7AT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る