
【スペック】全長×全幅×全高=5010×1895×1390mm/ホイールベース=2970mm/車重=1880kg/駆動方式=FR/3リッター直6DOHC24バルブターボ(320ps/5800rpm、45.9kgm/1300-4500rpm)/価格=986万円(テスト車=1121万6000円)
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【スペック】全長×全幅×全高=5010×1895×1390mm/ホイールベース=2970mm/車重=1880kg/駆動方式=FR/3リッター直6DOHC24バルブターボ(320ps/5800rpm、45.9kgm/1300-4500rpm)/価格=986万円(テスト車=1121万6000円)
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10.2インチのワイドな高解像度ディスプレイをはじめ、基本的には6シリーズ クーペと共通のインテリア。テスト車には、オプションのM Sportパッケージが備わり、アルカンタラとナッパレザーのコンビネーションインテリア、フロントスポーツシート、Mスポーツレザーステアリングホイールなどが装着されていた。
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撮影用に用意されていたセミオーダーメードの「Individual」仕様のインテリアにはため息。インテリアだけで約150万円のプラスα。このクルマは、できればここまでやって乗りたい。
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【テスト車のオプション装備】 電動ガラスサンルーフ=18万5000円/M Sportパッケージ=60万円/ダイナミック・ダンピング・コントロール=18万8000円/ソフトクローズドア=9万円/パーキングアシスト=7万3000円/LEDヘッドライト=22万円
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信号の少ない箱根での試乗だったので数回しか試すことができなかったけれど、アイドリングストップ機構の作動はナチュラルで不満なし。これとブレーキ・エネルギー回生システムなどの相乗効果でエコカー減税およびエコカー補助金の対象モデルとなっている。
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試乗車はオプションのLEDヘッドライトを装着していたので、顔つきがさらに精悍(せいかん)になっている。LEDの白色光は太陽光に近いので優れた視認性を発揮するという。標準のバイキセノンヘッドライトは“丸目”なので、フロントマスクの表情は伝統的なBMWの顔になる。
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6:4分割可倒式リアシート。後席は想像以上に広い。180cmのリポーターが座ってもこのとおり。フロントから続くセンターコンソールがあるが、必要に応じて3人が乗車できる。
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荷室容量は通常460リッターを確保し、リアシートを倒すことで最大1265リッターまで拡大することができる。
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全長とホイールベースの長さを感じさせない大きな理由が、インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング(前後輪統合制御ステアリングシステム)。スピードに応じて前輪の切れ角を可変制御するアクティブ・ステアリングと、後輪のステアリング機能を組み合わせたもので、中低速では機敏に動く方向に、高速では安定した姿勢を保つ方向で作動する。
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トランクリッドの素材にはグラスファイバー複合材料を用いて軽量化を図っている。ほかにもボンネットフードやサスペンションアームなどに、大胆にアルミニウム素材が用いられている。
『BMW 640iグランクーペ(FR/8AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る