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乗車定員は2名。ヘッドレスト一体型のシートの後ろは、荷物固定用のストラップを備えるシェルフになっている。
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レザーがふんだんに使われるインテリア。トランスミッションはAT限定で、シフトレバーも存在しない。センターコンソールには、リバース、オート、ローンチコントロールの各ボタンが置かれる。
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T字型の特徴的なデザインが目を引くリアエンド。下部中央には、F1マシンを思わせる形状のリアフォグランプが備わる。
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740psと70.3kgmを発生するV12エンジンは、長大なエンジンルームの運転席寄りにマウントされる。
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写真は、ダッシュボードの助手席側に配されるロゴバッジ。その横に見えるエアコン吹き出し口は、ボールジョイント的な動きで、自由に風向を変えられる。
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車両の後部は、大きなハッチゲートを備える荷室になっている。
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フェラーリをして「MRを思わせるハンドリング」と言わしめる、FR車の「F12」。開発時間の多くが、車両のレイアウト研究に割かれたという。
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ウインカーやヘッドランプ、ワイパーの操作は、ステアリングホイール上のボタンで行う。正面左下にはエンジン始動ボタンが、右下には走行モードの選択ダイヤルがそれぞれ置かれる。
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メーターのアップ。センターを占めるのは回転計で、両サイドの液晶画面には、車両情報とAV情報が表示される。なお、レブリミットは8700rpm。
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ホイールのサイズは、前後とも20インチ。カーボンセラミックのブレーキディスクが与えられる。
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フロントスポイラーの両サイドに見える黒い部分は、開閉式のエアダクト。必要に応じてシャッターを開き、フロントブレーキ冷却用の空気を取り入れる。
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機能美と造形美の融合をうたう「F12ベルリネッタ」。ボンネットを流れる空気はフェンダー部分のブリッジをくぐり、サイドのキャラクターラインに沿って跳ね上げられる。
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ヘッドランプ。「458」や「FF」など、現在ラインナップする他のフェラーリに似たデザインが採用されている。
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「F12ベルリネッタ」の価格は、「599」よりも“わずかに”30万円高い3590万円。日本市場でも人気が高く、納車までには1年以上待たされるという。
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『フェラーリF12ベルリネッタ(FR/7AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る