
「ベントレー・フライングスパー」
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「ベントレー・フライングスパー」
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発表会場に展示された「ベントレーS2コンチネンタル フライングスパー」(1960年)。1957年にデビューした「フライングスパー」は、6ライトのボディーが特徴(少数だが4ライトもあり)。「S1」のエンジンは吸気がOHVで排気がサイドバルブの4.9リッター直6だったが、59年に登場した「S2」ではOHVの6.2リッターV8に進化した。
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こちらは「S3コンチネンタル フライングスパー」(1964年)。1962年に登場した「S3」はヘッドライトがデュアルとなり、パワーステアリングが装着された。H.J.マリナー社でコーチビルトされたボディーはオールアルミ製で、生産台数は82台といわれている。
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運転席まわりの様子。操作ボタンやサンバイザーなどを除くほとんどのパーツが、モデルチェンジに際して新たに作り直された。
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写真は、後席の住人を楽しませるための大型モニター。前席の背面に設けられる。
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625psと81.6kgmを発生する、6リッターW12ターボエンジン。
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会場には、1921年製の「ベントレー 3リッター ツアラー by Gairn」も置かれた。同年に発売されたベントレーの処女作で、オリジナルボディーのまま残っている世界最古のベントレーと言われている個体。ワンオフのボディーはスコットランドのコーチビルダーであるGairn社製。
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