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従来モデルから全長を185mm、全高を25mm拡大。1850mmの全幅は変わらないが、パッケージングの工夫により、室内幅は40mm広げられている。
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フロントまわりでは、ヘッドランプやグリルなどにブルーのアクセントを採用。上級グレードの「EX」では、グリル中央の「H」のエンブレムにCMBS(衝突軽減ブレーキ)やアダプティブクルーズコントロールのセンサーが内蔵される。
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メーカー純正HDDナビや前席パワーシート、左右独立調整機能付きオートエアコンなど、装備は充実。内装色はブラックのみの設定となる。(プラグインハイブリッド車の内装色はベージュ)
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メーター内のマルチファンクションディスプレイには、燃費情報や推定走行可能距離、ハイブリッドシステムの稼働状況などの表示に加え、クルマのアイコンと横線の位置で加減速Gを表示し、穏やかで燃費にやさしい運転を促す「エコガイド」機能も備わっている。
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ボンネットの下には、2リッター直4エンジンのほか、ジェネレーターやモーターと、それらの制御や駆動電圧の昇圧などを行うPCU(パワーコントロールユニット)などがぎっしりと収まっている。
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シートは中央部の表皮にバイオファブリック、サイド部に再生PET素材を採用したものが標準。テスト車はオプションのレザーシートを装備していた。
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従来モデルより70mm延びたホイールベースの恩恵もあって、後席の足元は広々。前後席間距離は90mm広げられている。
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トランクルームの容量は381リッターで、床下に17リッターの収納スペースも確保。後席との間にバッテリーやDC-DCコンバーターが収まる関係で、後席の可倒機構やトランクスルーなどの機能は備わっていない。
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ボディー骨格の55.8%にハイテン材を採用。ボンネットやフロントのサブフレームにアルミを用いるなど、軽量化とボディー剛性の強化を図っている。
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足元は225/50R17 94Vの低燃費タイヤ(テスト車は「ダンロップ・エナセーブ050」を装着)と17インチアルミホイールの組み合わせ。ブレーキにはドライバーのペダル操作に応じて、回生ブレーキと油圧ブレーキを協調制御するブレーキ・バイ・ワイヤ技術を採用している。
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サスペンションには前後ともに、大きなストロークに対しては強い減衰力を、細かなストロークに対しては弱い減衰力を発揮する振幅感応型ダンパーを採用。操縦安定性の高さと快適な乗り心地の両立を追及している。
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燃費はJC08モードで30.0km/リッター。ホンダはこの「アコード ハイブリッド」の一般販売に加え、2013年内をめどに、「アコード プラグインハイブリッド」の一般向けリース販売の開始を予定している。
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『ホンダ・アコード ハイブリッド EX(FF)【試乗記】』の記事ページへ戻る