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5mを超える全長をもちながら、全高は1.4mに満たないというユニークなボディー形状の「M6グランクーペ」。同じエンジンを搭載する「M5」と比べると、全長は95mm長く、全幅は10mm幅広く、全高は75mm低い。
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ダッシュボードやドアトリムなどにメリノレザーをあしらったインテリア。テスト車にはセミオーダーメイドプログラムである「Individual」の、ピアノブラックのトリムが採用されていた。
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運転席と助手席には、メモリー機能付きの電動調整機構やシートヒーターなどの快適装備を標準で採用している。
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6:4分割可倒式のリアシート。3人用だが、中央席ではセンターコンソールをまたいで座ることになる。
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Cピラーにあしらわれた「Gran Coupe」のロゴ。
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「M6グランクーペ」は、リアデフに左右後輪間のロッキングファクターを0~100%まで電子制御で調整できる「アクティブMディファレンシャル」を標準装備している。
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エンジンは2009年登場の「X5 M」や「X6 M」から導入が始まった、4.4リッターV8ツインターボ。560psの最高出力と、69.3kgmの最大トルクを発生する。
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速度計の目盛りは330km/hまでふられているが、実際には250km/hでリミッターが作動する。本国仕様にオプション設定されている「Mドライバーズパッケージ」装着車では、最高速は305km/hとなっている。
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トランスミッションはデュアルクラッチ式ATの「M DCTドライブロジック」。ダンパーの硬さやスロットルレスポンスなどの調整は、シフトベースの右側に並んだスイッチで行う。
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テスト車のボディーカラー「フローズンシルバー」は、セミオーダーメードプログラム「Individual」仕様に用意されるもの。オプション価格は66万5000円。
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ブレーキエネルギー回生システムやアイドリングストップ機構を採用するなど、環境性能にも配慮。JC08モード燃費は9.0km/hとなっている。
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テスト車はオプションのカーボンセラミックブレーキを装着していた。「M」のロゴがあしらわれたゴールドのブレーキキャリパーがその目印だ。
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「M6グランクーペ」が採用するカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)製のルーフ。軽量化や低重心化に寄与するだけでなく、特有の黒いあや織り模様で視覚的効果も抜群。
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トランクルームの広さは、通常の状態で460リッター。後席を倒せば1265リッターまで広げることができる。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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BMW M6グランクーペ
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『BMW M6グランクーペ(FR/7AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る