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独ダイムラーが新型「メルセデス・ベンツSクラス」を発表したのは2013年5月。今回紹介する「S63 AMG」は、その2カ月後となる2013年7月に概要が発表され、同年9月のフランクフルトショーで世界初公開された。
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随所に上質なナッパレザーを採用したインテリア。ドアトリムやダッシュボードの一部には、ダイヤモンドステッチがあしらわれている。
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シートにはサイドサポートの張り出したフルレザーの「AMGスポーツシート」を標準装備。
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「S63 AMG」のラインナップはFRの「S63 AMG」と「S63 AMGロング」、4WDの「S63 AMG 4MATICロング」の3種類。日本に導入されるのはロングボディーのみだ。
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585psの最高出力を発生する5.5リッターV8ツインターボエンジン。環境性能にも配慮しており、燃費はFR車で10.1リッター/100km(約9.9km/リッター)、4WD車で10.3リッター/100km(約9.7km/リッター)となっている(いずれも欧州複合モード)。
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センターコンソールに備えられたトランスミッションやダンパーなどのモード切り替えスイッチ。
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0-100km/h加速はFR車が4.4秒、4WD車が4.0秒。最高速は、いずれのモデルでもリミッターによって250km/hに制限される。
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タイヤサイズは、フロントは255/45ZR19、リアは285/40ZR19が標準だが、テスト車はオプションの20インチのホイールとタイヤを履いていた。
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マフラーにはフラップの開閉によって排気音を切り替えるエキゾーストフラップシステムを採用。トランスミッションが「S/Mモード」の時には、加速やシフトダウンの際に迫力のあるサウンドを響かせる。
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台形型の大きなロワグリルが特徴的な「S63 AMG」のフロントまわり。日本仕様には、ボディーの随所にカーボンパーツをあしらった「AMGカーボンパッケージ」や、マットブラックの20インチホイールなどからなる「AMGパフォーマンスパッケージ」もオプション設定されている。
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メルセデス・ベンツS63 AMG 4MATICロング
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『メルセデス・ベンツS63 AMG 4MATICロング(4WD/7AT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る