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「マーチNISMO」には、1.2リッター+CVTの「NISMO」と、1.5リッター+5MTの「NISMO S」が設定される。試乗車は後者。
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センター部の先端を持ち上げたフロントスポイラーはダウンフォースを生み出す。“ゼロリフト”を実現し、走行安定性を向上させた。
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空気抵抗の低減を狙った専用のルーフスポイラーとバンパーの採用により、リアビューもより“好戦的”に。
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「ジューク」や「キューブ」などに搭載される1.5リッターのHR15DE型エンジンには「NISMO S」専用チューンが施され、116psと15.9kgmを発生する。無鉛プレミアム仕様。
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ルーフスポイラーは標準型「マーチ」より前後方向に長い。
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ABCペダルとフットレスト(NISMOロゴ入り)はアルミ製に。
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リアバンパーの中央にリアフォグランプが標準で備わる。また「NISMO S」グレードには、専用エキゾーストシステムが装着される。
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スプリングとショックアブソーバーは専用品(NISMOとNISMO Sでは設定が異なる)。さらにスタビライザーが装着されたほか、パワーステアリングやブレーキにもチューニングの手が入っている。
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タイヤのサイズは205/45R16(写真は前輪)。銘柄はブリヂストン・ポテンザRE-11。
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ステアリングホイールは、赤いセンターマークが付いたレザー/アルカンターラのコンビタイプとなる。
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スエード調の素材を併用したバケット形状の専用スポーツシートが装着される。
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リアシートは3人掛け(乗車定員は5人)。リアドアとバックドアのウィンドウが「プライバシーガラス」(着色ガラス)となる。
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エンジンのパワーアップに対応し、「NISMO S」ではボディーが強化されている。そのメニューはフロントサスメンバーステー、フロア2カ所のトンネルステー、リアサスステー、テールクロスバーの追加など。
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「NISMO S」グレードのトランスミッションは標準型には設定されない5MT。
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速度計の表示は220km/hまで。回転計は赤い文字盤の専用デザインとなり「NISMO」のロゴが入る(レッドゾーン設定は1.2リッターエンジンと同じ6500~8000rpm)。
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リアシートのバックレストは可倒式だが、左右分割しない一体式となる。(クリックするとシートが倒れる様子が見られます)
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車両本体価格は「NISMO S」が177万300円、「NISMO」が154万350円。
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日産マーチNISMO S
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『日産マーチNISMO S(FF/5MT)【試乗記】』の記事ページへ戻る