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「プジョー2008」は、Bセグメントハッチバック車の「208」をベースとしたコンパクトクロスオーバーモデルだ。世界初公開は2013年3月のジュネーブショー。日本では同年11月に初公開された。
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インパネまわりの構造は基本的に「208」と共通。テスト車には販売店オプションのSDカードメモリーナビゲーションが装備されていた。
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プジョーの最新モデルの特徴となっている、フロントのフローティンググリル。よく見ると、グリルの上には「PEUGEOT」のロゴがあしらわれている。
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「シエロ」に標準装備される、テップレザーとアルカンターラのコンビシート。色はブラウンのみが用意されている。
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パワーユニットは1.2リッター直3エンジンにシングルクラッチ式5段ATの組み合わせ。駆動方式はFFのみの設定で、4WDは用意されない。
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「シエロ」に標準装備されるパノラミックガラスルーフ。ふちにはLED照明が仕込まれており、夜になるとブルーの光を発する。
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エンジンは「208」と同じく1.2リッターの直列3気筒。最高出力82ps、最大トルク12.0kgmを発生する。
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トランスミッションには「208」から導入が進められている、シングルクラッチ式5段ATの「ETG5」を採用している。
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メーターは「208」と同じく、小径のステアリングホイールの上から見るタイプ。速度計とエンジン回転計を縁取る、ブルーのLED照明が特徴的だ。
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1.2トンを切る車重やアイドリングストップ機構の採用などもあり、燃費は18.5km/リッター(JC08モード)を実現している。
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足元の仕様は「シエロ」も「プレミアム」も共通。16インチのアロイホイールに、205/55R16サイズのタイヤの組み合わせだ。
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リアシートは6:4の分割可倒式。格納はワンアクションで可能となっており、最大で1172リッター(VDA方式)の積載スペースを得ることができる。
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ラゲッジルームの広さは、リアのオーバーハングを延ばしたことで「208」から大幅に拡大。後席を起こした状態でも、トノカバーの下には360リッター(VDA方式)の容量を確保している。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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プジョー2008シエロ
『プジョー2008シエロ(FF/5AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る