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「フォード・エコスポーツ」は「フォーカス」や「クーガ」などに続くフォードの世界戦略車。世界100カ国以上で販売されている。
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インテリアはデザインだけでなく機能性も重視。全部で20カ所の収納スペースを確保しており、グローブボックスには空調の冷風で飲み物を冷やす機能も備わる。
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オーディオやエアコンなどの操作には、最近はやりのタッチパネルではなくボタンとダイヤルを採用。また英語音声コントロール機能も備わる。
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ボディーカラーには、写真の「マーズレッドMe」を含む全5色が用意されている。
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ボディーサイズは全長×全幅×全高=4195×1765×1655mm。プジョーやルノーのライバル車と比べると、10cmほど高めの車高が特徴となる。
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日本に導入されるのは自然吸気の1.5リッター直4エンジン搭載車のみだが、海外では1リッターのターボエンジンや1.5リッターディーゼルエンジン車も販売されている。
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トランスミッションは「フォーカス」や「フィエスタ」と同じく「パワーシフトオートマチック」と呼ばれるデュアルクラッチ式ATを採用。手動での変速は、シフトノブ横のスイッチで行う。
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足まわりは「フィエスタ」をベースに各部をSUV向けにチューニングしたもの。タイヤサイズは205/60R16で、写真の16インチアルミホイールと組み合わされる。
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大開口のフロントグリルや切れ長のヘッドランプなど、各所に「クーガ」や「フォーカス」に通じるデザインを採用。SUVらしく、テールゲートに備えられたスペアタイヤが目を引く。
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ミドルサイズSUVの「クーガ」に匹敵するゆとりを確保したという車内空間。シート地はクロスで、色はチャコールブラックのみの設定となる。
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後席には、6:4の左右個別リクライニング機構を採用している。
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ラゲッジルームは、後席を起こした状態で333リッター、たたんだ状態で1238リッターの容量を確保。後席の格納は、6:4分割のダブルフォールディング式となる。
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雨の多い南米や東南アジアでも販売される世界戦略車だけに、FFでも十分な走破性や耐候性を備える。最大渡河水深は550mmを確保している(車速7km/hまでの場合)。
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安全装備については、横滑り防止装置やヒルスタートアシストなどは備わるものの、「フォーカス」や「フィエスタ」などに装備される緊急自動ブレーキ「アクティブ・シティ・ストップ」は用意されていない。
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アプローチアングルは25度、デパーチャーアングルは35度を確保。最低地上高も180mmあるので、写真のような悪路にも気兼ねなく踏み込んでいける。
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フォード・エコスポーツ タイタニアム
『フォード・エコスポーツ タイタニアム(FF/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る