
-
-
3代目となる現行型「トヨタ・ヴィッツ」は2010年12月に発売された。2014年4月に、エンジンの変更を伴うマイナーチェンジが実施された。
-
内装もインストゥルメントパネルを中心にデザインを変更。テスト車はおよそ26万円分のメーカーオプションに加え、ディーラーオプションのHDDナビ(24万5700円)を装備していた。
-
「1.3F」のシート表皮はファブリックのみの設定。内装色には写真のアイボリーに加え、ブラックのモノトーンも用意される。
-
今回の改良では、助手席側のダッシュボードにトレイの位置を調整できるアッパーボックスを設置。利便性を向上している。
-
今回テストしたのは、新開発の1.3リッターエンジンを搭載した「1.3F」。1リッターエンジンの「1.0F“SMART STOPパッケージ”」(24.0km/リッター)を上回る、25.0km/リッターの燃費性能を実現している(燃費はいずれもJC08モード)。
-
アイドリングストップ搭載車には、「カローラ ハイブリッド」などでおなじみの、TFTマルチインフォメーションディスプレイが採用される。
-
「1NR-FKE」と呼ばれる新型の1.3リッター直4エンジン。直噴ではないものの、アトキンソンサイクルやクールドEGR(排気再循環機構)、電動可変バルブタイミング機構「VVT-iE」などの採用により、燃費性能を改善している。
-
リアシートは6:4の分割可倒式。オプションで、床面の高さを調整できるデッキボードが用意される。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
-
今回の改良では外観も大幅に変更。大開口のロワグリルや、アッパーグリルとV字型につながるヘッドランプ、より踏ん張り感やワイド感を強調した新デザインのバンパーなどが採用された。
-
「1.3F」の足元は175/70R14のタイヤに5J×14インチのスチールホイールの組み合わせのみ。オプションでもアルミホイールは選べない。
-
座面の前に荷物の落下を防ぐプレートを備えた「お買い物アシストシート」。助手席シートアンダートレイとのセットオプションとなっている(1万800円)。
-
全部で17色という豊富なボディーカラーも「ヴィッツ」の魅力。設定はグレードによって異なるが、「1.3F」には11色が用意されている。
-
トヨタ・ヴィッツ1.3F
-
-
-
-
-
-
『トヨタ・ヴィッツ1.3F(FF/CVT)【試乗記】』の記事ページへ戻る