
-
-
2013年のロサンゼルスモーターショーで世界初公開された「ポルシェ911ターボカブリオレ」。日本でもその数時間後に、東京モーターショーのプレスデイでお披露目された。
-
インテリアは基本的に「911ターボ」と共通。テスト車にはオプションの「2トーンレザーインテリア」が採用されていた。
-
フロントシートは従来のモデルと同じくヘッドレスト一体型を採用。「ターボS」ではメモリー機能を備えた「アダプティブスポーツシート・プラス」が標準となる。
-
車体前方に備わるラゲッジルームの容量は115リッター。
-
「ポルシェ911ターボカブリオレ」は最高速315km/h、0-100km/h加速3.5秒という動力性能を発揮。オプションの「スポーツクロノパッケージ」装着車では、0-100km/h加速は3.3秒となる。
-
初代「911」からのアイコンの一つとなっている5連メーター。メーターフードの奥にみえるのは、「スポーツクロノパッケージ」のストップウオッチだ。
-
タイヤサイズは前:245/35ZR20、後ろ:305/30ZR20。タイヤにはリムガードが付いているものの、駐車場に入る際などは、ホイールを擦らないよう注意が必要だ。
-
全幅は1880mm。「911」シリーズの中でも幅が広い「911カレラ4Sカブリオレ」より、さらに30mmもワイドとなっている。
-
「911ターボカブリオレ」の駆動方式は4WDのみ。後輪操舵(そうだ)機構の「リアアクスルステア」を装備している。
-
トランスミッションはデュアルクラッチ式ATの7段PDKのみ。シフトセレクターの後ろには、走行モードやルーフの開閉を操作するスイッチ類が配される。
-
現行型の「911」はいずれも外からエンジンが見えない構造になっている。リアフードを開けても、せいぜい冷却用のファンと液類の補充口があるだけだ。
-
高さだけでなく、角度も変化するリアスポイラー。ドライバーが任意で操作することも可能だ。
-
ルーフには、フレームに軽量マグネシウムを使ったソフトトップを採用。クーペによく似たルーフラインは、見た目の美しさはもちろん、空力的にも効果があるという。
-
ルーフの開閉に要する時間は13秒。車速が50km/h以下なら走行中も操作が可能となっている。
-
-
ポルシェ911ターボカブリオレ
『ポルシェ911ターボカブリオレ(4WD/7AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る