フォード・マスタングエコブースト（FR/6AT）／マスタングGT（FR/6AT）【海外試乗記】の画像23枚

誕生から50周年を迎えた「マスタング」。新型は通算で6代目に当たる。
ドメスティックからグローバルへ。新型は120カ国以上の市場で販売される予定。
従来型と比較して、ボディーサイズは全長が25mm、全高が35mm小さくなった。全幅だけが40mm広がっている。
試乗の舞台は米国ロサンゼルス。サンセット大通りを起点に、LAの西側をぐるりと一周するコースだった。写真はサンタスサナのハミングバードネストランチ。
ロングノーズ・ショートデッキのプロポーションは「マスタング」の伝統。新型ではそこに優雅さが加わっている。
ダブルブロウ（double-brow）と名付けられた左右対称デザインのダッシュボードに、3本スポークのステアリングホイールと、室内にも伝統が息づく。（写真＝中村孝仁）
後席の様子。空間的には「プラス2」の域を出ないが、シートの作り自体は大ぶりだ。（写真＝中村孝仁）
ラゲッジルーム容量は13.5cu.ft.（約382リッター）。後席の背もたれは可倒式になっている。（写真＝中村孝仁）
2.3リッター直4ターボエンジンを搭載する「マスタングエコブースト」。フロントグリルのネットがハニカムデザインになるところが5リッターV8搭載車との識別点。
2.3リッター直4“エコブースト”ユニットは、3.7リッターV6（304ps）より強力な314psを発生する。
エンジンのスタート／ストップボタンはセンターパネルの下方、4連トグルスイッチの左隣にある。（写真＝中村孝仁）
ステアリングを握る筆者。
5リッターV8エンジンを搭載する「マスタングGT」。フロントグリルの両端に、縦方向の桟（さん）が入る。
441psと55.3kgmを発生する5リッターV8ユニット。
スピードメーターには160mph（内側のkm/h表示では260km/h）まで刻まれている。
「マスタングGT」のリアビュー。テールエンドの中央に「GT」と記される。一方、「マスタングエコブースト」では、ここに“ギャロッピングホース”マークが入る。
フォード・マスタングエコブースト
フォード・マスタングGT
ドメスティックからグローバルへ。新型「マスタング」は世界120カ国以上で販売される予定だ。この地図では、以前から販売されていた市場が水色、新しい左ハンドル市場が赤、新しい右ハンドル市場が黄色で示されている。
新型「マスタング」に用いられているサスペンションのイラスト。上がフロント（マクファーソンストラット）、下がリア（インテグラルリンク式）。リアがいよいよ独立式になった。