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「トヨタ・エスクァイア」は、先行して発売された「ノア/ヴォクシー」をベースに開発された新型ミニバン。2014年10月末に発売された。
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ミニバンのキモとなる2列目シート。写真は8人乗り仕様のベンチタイプで、チップアップ&スライド機能が備わる。1400mmの室内高に代表される、中の広さもセリングポイント。(写真をクリックするとシートアレンジが見られます)
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2014年1月にデビューした、3代目の「ノア」(写真右)と「ヴォクシー」(同左)。フロントのデザインをはじめ、異なる個性が与えられた兄弟ミニバンである。
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大きなメッキグリルは、「エスクァイア」を象徴するディテール。LEDのヘッドランプも高級感の演出に寄与する。
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インテリアの造形は、「ノア」や「ヴォクシー」と変わらない。ただし、表面のカラーや材質は、より高級感のある落ち着いたものが選ばれている。
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収納力も「エスクァイア」のセリングポイント。助手席の前だけでも、開放型スペースと上下2段のグラブボックスが確保される。
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1列目のシート。表皮はグレード別に、消臭機能付きのファブリックと、昇温降温抑制機能付きの合成皮革の2種類が用意される。
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リアビュー。「ノア/ヴォクシー」とは異なる、オリジナルのめっきガーニッシュが与えられる。
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パワーユニットは「ノア/ヴォクシー」と共通。1.8リッター直4エンジン+モーターのハイブリッドシステム(写真)と、2リッター直4ガソリンエンジンがラインナップされる。
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ハイブリッド車(写真)のJC08モード燃費は、23.8km/リッター。これらカタログ上の性能値は、「ノア/ヴォクシー」と変わらない。
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センターコンソールの上部には、4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイが置かれる。(写真をクリックすると画面の表示バリエーションが見られます)
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7人乗り仕様の2列目シート。810mmの超ロングスライドを可能とする。(写真をクリックするとシートのアレンジが見られます)
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シートの「前後スライド」と「左右スライド」、2つの動作が1本でまかなえる調節レバー。使い勝手に配慮した、技ありの装備だ。
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「エスクァイア」のボディーカラーは全7色。テスト車は、イメージカラー「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」をまとう。光の加減で紫に輝く、個性的な黒である。
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50:50分割収納式の3列目シートの定員は3人。中央席のヘッドレストは、不要時には荷室の隅に収納できる。
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荷室の様子。3列目を左右に跳ね上げ、2列目を前方に寄せることで、その容量を拡大できる。シートの収納が軽々と簡単に行える点も自慢だ。(写真をクリックするとシートアレンジが見られます)
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「エスクァイア」には福祉車両「ウェルキャブ」も用意される。今回トヨタは、使用者の快適性や介助者の利便性に考慮した車いす「ウェルチェア」(写真手前)も新たに開発した。(写真=webCG)
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トヨタ・エスクァイアGi 7人乗り
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2リッター直4エンジン。アイドリングストップ機構が備わる。
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ガソリンエンジン車のメーター。ハイブリッド車では、左側のタコメーターに代えてパワーメーターが置かれる。
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「エスクァイア」は、全車に15インチアルミホイールが与えられる。ただし、ガソリンエンジン車のもの(写真)とハイブリッド車のものでは、デザインが異なっている。
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トヨタ・エスクァイア ハイブリッドGi 7人乗り
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ハイブリッドユニットは、ハイブリッドカーの代名詞「プリウス」とも共通のもの。ただし、車重の重いミニバンでも良好なピックアップが得られるよう、低速域の出力特性が最適化されている。
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非接触型充電システム「おくだけ充電」。ハイブリッド車の上級グレード「Gi」の装備で、対応する機器をトレイに載せるだけで充電できる。
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