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後から出てきた「アクセラ」や「デミオ」が、クオリティーの面でフラッグシップの「アテンザ」を追い抜く――。その情報が社内に伝わると、アテンザのマイナーチェンジに対する皆の意識が変わったという。
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「魂動(こどう」デザインを最初に具体化したコンセプトカー「マツダ 靭(SHINARI)」。2010年9月に発表された。
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2011年10月に発表された4ドアセダンコンセプトカー「雄(TAKERI)」。より具体的に「アテンザ」を示唆していた。
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<プロフィール> 1985年入社。エンジン実研部に所属し「カペラ」「MPV/プロシード」「ファミリア」などの開発を担当した。2006年に「プレマシー」開発主査。2013年から「アテンザ」などの担当主査を務める。1961年生まれ。
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「これ以上やるとなると、フルモデルチェンジになってしまうくらい変更しました」と松岡主査。
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フロントグリルの下部からヘッドライトへ抜けるクロムモール「シグネチャーウイング」。今回はそれに添ってLEDが埋め込まれた。
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インパネやセンターコンソールのデザインが、マイナーチェンジとしては異例と言えるほど大胆に変更された。
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センターコンソールのデザインも一新され、すっきりとしたものに。
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「アテンザワゴンXD Lパッケージ」
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デザインでは欧州車と肩を並べた。しかし「ブランドをシステムとして捉える面ではまだ追いついていません」と松岡主査。
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「アテンザ」には2リッターと2.5リッターの直4ガソリンエンジンと、2.2リッター直4ディーゼルターボエンジン(写真)が搭載される。
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ブランドをシステムとして捉えるうえで大事なことは? 「『良い』とか『悪い』とかをデータで示せるようになることが大事」と松岡主査。
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2014年12月、「マツダ・アテンザ(海外名:マツダ6)」は初代モデルから数えて、世界累計生産台数が300万台に達した。約12年9カ月での300万台達成は、「マツダ・アクセラ(同:マツダ3)」に続く2番目に早い記録という。
『マツダ・アテンザ【開発者インタビュー】』の記事ページへ戻る