
-
-
メルセデス・ベンツのフラッグシップクーペに「Sクラス」の名が添えられるのは18年ぶりのこと。今回のテスト車「S550 4MATIC クーペ」は、国内では2014年10月に発売。2015年1月にデリバリーが開始された。
-
「S550 4MATIC クーペ」のリアビュー。「スリークなルーフラインとワイドなリアエンドなどにより、究極のクーペフォルムを実現した」とされる。ホイールベースは、セダンの「Sクラス」より90mm短い2945mm。
-
テスト車はオプションの「スワロフスキークリスタルヘッドランプ」を装備していた。片側あたり、ウインカー用の30個とポジショニングライト用の17個、合計47個のクリスタルが用いられている。
-
セダンの「Sクラス」と同様に、曲線基調でデザインされるインテリア。ただし「Sクラス クーペ」の方が、より起伏にとんだ面構成となっている。
-
運転席まわりの様子。メーターパネルの左側、エアコン吹き出し口の上方には、各種運転システムのスイッチが整然と並ぶ。
-
2基のターボで過給される4.8リッターV8エンジン。455psと71.3kgmを発生する。
-
「インテリジェントドライブ」をうたう、新型「Sクラス クーペ」。ステレオカメラと複数のレーダーセンサーを使った運転支援システムが標準で備わる。
-
テスト車の「20インチAMGマルチスポークアルミホイール」。セットオプション「AMGライン」に含まれる。標準車のホイールサイズは、19インチ。
-
後席の定員は2人。左右席の間は、カップホルダー付きのアームレストや小物入れにあてられる。
-
大きな開口部を持つトランクルーム。容量は400リッターが確保される。
-
-
高級なナッパレザーで仕立てられた、テスト車のシート。コーナリングの際、アウト側のサイドサポートを可動させホールド性を高める機能も備わる。
-
「Sクラス クーペ」のメーターは、12.3インチの液晶画面に表示される(写真左端)。その隣には、カーナビ画面や車両情報を表示する、もう一つの12.3インチディスプレイ(写真中央)がレイアウトされる。(写真をクリックすると、画面の表示バリエーションが見られます)
-
「Sクラス クーペ」には、空気清浄機能に加えて、車内を好みの香りで満たす「パフュームアトマイザー」が備わる。写真はそのカートリッジの取り付け部。グラブボックス内に設けられている。
-
-
メルセデス・ベンツS550 4MATIC クーペ
-
液晶メーター。12.3インチの大型ディスプレイ内に、アニメーション表示のアナログ計や各種車両情報が映しだされる。
-
アームレストの前方には、車両設定の変更ボタンやインフォテインメントシステムの操作スイッチが並ぶ。写真中央に見えるマウス状のものは、より直感的な操作・入力を可能とするタッチパッド。
-
UVカット&断熱機能付きのパノラミックルーフは、標準で与えられる。ただし、開閉機構は備わらない。
-
「S550 4MATIC クーペ」の足まわりにはエアサスペンションがおごられる。高速走行時は自動的に車高が20mm下がる一方、大きな段差を乗り越える際などは30mm車高を上げることができる。
-
-
-
-
『メルセデス・ベンツS550 4MATIC クーペ(4WD/7AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る