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まず試乗したのは、「日産エクストレイル」のハイブリッドモデル。2013年12月に3代目エクストレイルがデビューしてから1年半後の、2015年5月に販売が開始された。
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「先進感と上質感の融合」がうたわれるコックピット。センターコンソールは、ピアノブラックのパネル類で飾られる。
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アウトドアでの活躍が見込まれるSUVらしく、シートには、防水性と透湿性を併せ持つ表皮が採用されている。
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ハイブリッド車のパワーユニット。「スカイライン」や「フーガ」などと同様に、エンジンとモーター、2つのクラッチを組み合わせることで、高速域におけるEV走行とブレーキエネルギー回生の高効率化を実現したという。
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17インチアルミホイール(写真)は、エントリーモデル「20S」を除くすべての「エクストレイル」に与えられる。
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テスト車は、さまざまな角度から車体周囲の状況を映し出し、さらに移動物の存在を知らせる安全装備「アラウンドビューモニター」を装備。写真は、その表示画面。
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ハイブリッド車の荷室。床下にリチウムイオンバッテリーを搭載する関係で、絶対的な容量こそガソリン車に劣るものの、後席を倒すことで、さまざまな荷物の積載に対応できる。(写真をクリックすると、荷室のアレンジが見られます)
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「日産エクストレイル20Xハイブリッド“エマージェンシーブレーキ パッケージ”」でエコランに臨む、筆者。
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高速でEV走行できるのは、「エクストレイル ハイブリッド」のセリングポイントの一つ。写真はEV走行中の計器盤で、エンジン回転計は「0」を指している。
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ハイブリッド車(写真)は2列5人乗りに限られるが、ガソリン車の一部グレードでは、3列7人乗り仕様も選べる。
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4WD車の「エクストレイル」では、3つの走行モード(LOCKモード/AUTOモード/2WDモード)が選択可能。モードにより、リアには最大50%のトルクが配分される。
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未舗装の急坂を駆け上がる「エクストレイル」。前後のトルク配分を固定するLOCKモード推奨ながら、AUTOモードでも難なく走破できた。
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センターコンソールに備わる、「ALL MODE 4×4-i」のセレクター。その隣に見えるのは、「アドバンスドヒルディセントコントロール」と「シートヒーター」のスイッチだ。
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ハイブリッド車のメーターは、アナログ式の2眼タイプ。中央の液晶モニターでは、エネルギーフローや燃費情報、運転支援システムの作動状況、タイヤ空気圧などが確認できる。(写真をクリックすると、画面の表示バリエーションが見られます)
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日産エクストレイル20Xハイブリッド“エマージェンシーブレーキ パッケージ”
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今回のテスト車は、安全装備「エマージェンシーブレーキ パッケージ」を搭載。フロントウィンドウ内側のカメラ(写真)を使って、衝突の回避や被害の軽減、車線逸脱の防止を図る。進入禁止標識の検知も可能。
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日産エクストレイル20X“エマージェンシーブレーキ パッケージ”(2列シート車)
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リアカメラの映像を映し出す「スマートルームミラー」。荷物や乗員にさえぎられることなく、クリアな後方視界が得られる。
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ガソリン車(2列シート車)の荷室。2分割式のフロアボードをアレンジすることで、棚や仕切りを設けることができる。後席を倒せば、1.8m級の長尺物にも対応可能。(写真をクリックすると、荷室のアレンジが見られます)
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『日産エクストレイル エコラン&オフロード試乗会【試乗記】』の記事ページへ戻る