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「キャスト」は、現行型「ムーヴ」のプラットフォームをベースに開発された、スペシャリティー系の軽乗用車である。
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キャストには「アクティバ」「スタイル」「スポーツ」の3種類のモデルが用意されている。今回は、SUVライクなスタイリングが特徴のアクティバに試乗した。
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カラーバリエーションは「アクティバ」だけでも13種類と多彩。白のフィルムラッピングを用いたツートンカラー仕様も用意される。
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外観では、ボディー下部の樹脂ガーニッシュやサイドドアモールなどが「アクティバ」の特徴。専用デザインの前後バンパーには、大きなフォグランプが装備されている。
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「キャスト」は、まず2015年9月9日に「アクティバ」と「スタイル」が発売され、同年10月29日に「スポーツ」が発売された。
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「アクティバ」では足まわりの変更や165/60R15サイズのタイヤの採用により、「スタイル」や「スポーツ」より最低地上高が30mm高められている。
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「キャスト アクティバ」のメーター。文字盤の色は、「アクティバ」ではシルバー、「スタイル」ではブラック、「スポーツ」ではレッドと、モデルによって異なっている。
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「キャスト」には衝突回避支援ブレーキや車線逸脱防止警報などの機能をセットにした運転支援システム「スマートアシストII」が多くのグレードで標準装備となる。写真は、同システムでセンサーとして用いられている赤外線レーザーユニット。
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「キャスト アクティバ」のインストゥルメントパネルまわり。ダッシュボードの装飾パネルやドアトリムなどは、オプションでブルーやオレンジにすることができる。また、ブラックのモノトーン内装も用意されている。
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ダイヤルとスイッチを組み合わせたエアコンのコントローラー。シフトセレクターとともに、センタークラスターに備わる。
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「キャスト アクティバ」のフロントシート。オプションで、ブラックの表皮にレッドのパイピングを施したレザー調シートも用意されている。
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リアシートは5:5の2分割でスライドとリクライニング調整、および格納が可能。スライド調整の幅は240mmとなっている。
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ラゲッジルームには床下にも格納スペースが備わる。(写真をクリックすると、シートアレンジが見られます)
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「キャスト アクティバ」のエンジンはターボと自然吸気の2種類。トランスミッションはCVTのみで、MTの設定はない。
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「Gターボ“SA II”」に搭載される0.66リッター直3ターボエンジン。64psの最高出力と9.4kgmの最大トルクを発生する。
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パワーモードのオン、オフを切り替える「D assist切り替えステアリングスイッチ」。Dレンジでの走行中にスイッチをオンにすると、スロットルをより大きく開けるとともに、エンジンの回転数を高めに保つよう制御が切り替わる。
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「G“SA II”」と「Gターボ“SA II”」に装備されるツートンカラーのアルミホイール。「X」と「X“SA II”」にはスチールホイールとフルホイールキャップが採用される。
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「キャスト アクティバ」の燃費性能は、自然吸気エンジンのFF車で30.0km/リッター、同4WD車で26.8km/リッター、ターボエンジンのFF車で27.0km/リッター、同4WD車で25.0km/リッターとなる(いずれもJC08モード)。
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ダイハツ・キャスト アクティバGターボ“SA II”
『ダイハツ・キャスト アクティバGターボ“SA II”(FF/CVT)【ブリーフテスト】』の記事ページへ戻る