-
1/24
-
2/242015年の東京モーターショーでお披露目された「スズキ・イグニス」。2016年1月に発表され、同年2月に発売された。
-
3/24
シャシーには現行型「ソリオ」から導入が進められている、新世代のAセグメント用プラットフォームが用いられている。
-
4/24メーターは中央に速度計、左側にエンジン回転計を備えた2眼式。右側には燃費などの情報を表示するディスプレイが備わる。
-
5/24各所に施されたユニークなデザインも「イグニス」の特徴。インテリアでは円筒形のモニターと横並びのスイッチを組み合わせた空調の操作パネルが目を引く。
-
スズキ イグニス の中古車webCG中古車検索
-
6/24テールゲートに備えられた「IGNIS」のバッジ。かつてスズキは、初代「スイフト」を海外で販売する際に「イグニス」という車名を使っていたが、日本国内で使用するのは今回が初となる。
-
7/24「イグニス」の外寸は全長×全幅×全高=3700×1660×1595mm。「トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン」「日産マーチ」「三菱ミラージュ」などとほぼ同サイズだ。
-
8/24特徴的なCピラーの形状と3本のプレスラインは、往年の「フロンテクーペ」や初代「セルボ」をモチーフにした意匠である。
-
9/24フェンダーパネルに装着された「HYBRID」のバッジ。「イグニス」は全グレードにリチウムイオンバッテリーとモーター機能付き発電機を使ったモーターアシストシステムが搭載されている。
-
10/24グレードは「ハイブリッドMG」「ハイブリッドMX」「ハイブリッドMZ」の3種類。上級モデルのハイブリッドMZには革巻きステアリングホイールやシフトパドルが備わる。
-
11/24「イグニス」は、全車にステレオカメラ方式の運転支援システム「デュアルカメラブレーキサポート」などからなる「セーフティパッケージ」がオプションで用意されている。
-
12/24内装色は、エントリーグレードの「ハイブリッドMG」が黒。その他の2グレードは黒と白のツートンカラーで、センターコンソールなどには外装色に応じてオレンジもしくはブロンズの差し色があしらわれる。
-
13/24ダッシュボードの中央に備えられたインフォテインメントシステムのモニター。アップル社製の携帯端末を車載機器で操作できる「Apple CarPlay」に対応している。
-
14/24シート表皮は全車ファブリック。運転席に加え、4WD車では助手席にもシートヒーターが装備される。
-
15/24後席の仕様はグレードによって異なり、「ハイブリッドMX」「ハイブリッドMZ」では、左右個別に操作が可能なリクライニング機構や可倒機構に加え、調整幅165mmの前後スライド機構も備わる。
-
16/24荷室容量は、後席を後端にスライドした状態で133リッター、前端にスライドした状態で258リッター、後席を倒した状態で415リッターとなっている。(写真をクリックするとシートアレンジが見られます)
-
17/24後席のリクライニングや格納、前後スライドについては、背もたれに設けられたレバーによって荷室側からも操作することができる。
-
18/24「イグニス」の車両重量はFF車で850~880kg、4WD車で890~920kgと、いずれの仕様でも1トンを下回っている。
-
19/241気筒につき2本のインジェクターを備えたデュアルジェット方式の「K12C」型1.2リッター直4 DOHCエンジンを搭載している。
-
20/24トランスミッションには全車CVTを採用。5段MTや、シングルクラッチ式ATの5段AGSなどは用意されていない。
-
21/24タイヤサイズは「ハイブリッドMG」が175/65R15、その他のグレードが175/60R16。ハイブリッドMGを除く2グレードにはアルミホイールが装備される。
-
22/24モーターアシスト機能は発進から100km/h以下の速度域で作動。一回の作動時間は最長で30秒となっており、メーター内のディスプレイで作動状態を確認できる。
-
23/24「イグニス」の燃費は「ハイブリッドMG」のFF車が28.8km/リッター。その他の2グレードのFF車が28.0km/リッター、4WD車は全グレード共通で25.4km/リッターとなっている。(すべてJC08モード)
-
24/24スズキ・イグニス ハイブリッドMZ

河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
スズキ イグニス の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(後編)
2025.12.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。前編ではパワートレインの制御を絶賛した山野だが、シャシーやハンドリング性能はどう見ているのだろうか。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。































