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2/152016年3月のニューヨークショーでお披露目された「日産GT-R」の2017年モデル。冷却効率と空力性能を両立させるために、フロントバンパー周辺の意匠が大幅に変更された。
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3/15「日産GT-R」は2007年10月に発表され、同年12月に発売された。モデルライフは今年で9年を迎える。
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4/15リアまわりでは、新形状のサイドアウトレットが特徴。新設計の電子制御バルブ付きチタン合金製マフラーが装備されている。
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5/15「VR38DETT」と呼ばれる3.8リッターV6ツインターボエンジンは、最高出力が550ps/6400rpmから570ps/6800rpmに向上している。
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6/15車体についてはフロントから天井まわりを中心に補強を実施。ボディー剛性を高めながら、重量増は約8kgに抑えられている。
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7/15従来モデルから大幅に変更されたインテリア。インストゥルメントパネルはより水平基調な意匠となり、表皮はステッチを施したレザー仕立てとなった。
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8/157インチから8インチに拡大されたインフォテインメントシステムのディスプレイ。ダイヤル式コントローラーの採用により、各種機能の操作スイッチが大幅に減らされた点も、2017年モデルの特徴である。
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9/152017年モデルでは足まわりの改良とボディー剛性の強化によってタイヤの接地性を向上。高速走行時の安定性を高めている。
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10/15運転席まわりではステアリングホイールのデザインも一新。シフトパドルは、コラムではなくステアリングホイール固定式となり、ドライバーが手を離すことなくギアチェンジできる操舵(そうだ)角領域がより広くなったという。
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11/152017年モデルでは排気音についても改良が図られており、新たにドライバーがエンジンサウンドを心地よく感じるよう音質をコントロールする「アクティブ・サウンド・コントロール」が採用された。
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12/15「スパ・フランコルシャン」は、1920年に設立されたベルギーのサーキット。全長が長いうえにアップダウンの大きい難コースとして知られ、F1やWECといった世界選手権が開催されている。
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13/15タイヤサイズは前後ともに従来と同じ。20インチ鍛造アルミホイールについては。複雑なY字スポークを用いたデザインに変更された。
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14/152017年モデルの正式発表は、2016年夏ごろとなる予定。
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15/15日産GT-R

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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