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2/252017年3月のジュネーブショーでデビューした「720S」。日本でも同じく3月にお披露目されている。
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3/25イタリア・ローマ郊外にあるヴァレルンガ・サーキットと、その周辺の一般道が試乗の舞台だ。
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4/25エンジン冷却用の空気は、ドアの上面に設けられたスリット状のエアインテークから取り込む。そのためボディーサイドにはインテークが設けられていない。
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5/25エアインテークと一体でデザインされたヘッドライト。光源はLED。
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6/25試乗車のボディーカラーは「メンフィスレッド」。
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7/25マクラーレンのトレードマークである跳ね上げ式のドアは、ヒンジ位置を見直すことにより、全開時に必要な横方向のスペースを従来比で155mm抑えている。
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8/25カーボンとアルカンターラでまとめられたスポーティーな室内。可倒式のメータークラスターが採用されている。
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9/25「モノケージII」を車体中心部に配したカーボンシャシーの採用により、軽量化だけでなく、車内のスペースも改善した。
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10/25「モノケージII」の単体写真。軽量化に大きく貢献しており、車両の乾燥重量を1283kgに抑えることができたという。
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11/25新しいM840T型4リッターV8ツインターボエンジンは720psと770Nmを生み出す。トランスミッションは7段のデュアルクラッチ式AT。
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12/25動力性能は0-100km/h加速が2.9秒で、最高速は341km/h。
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13/25可動式(折りたたみ式)のメータークラスターを見る。これは通常時のフルディスプレイモード。
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14/25スリムディスプレイモードにすると、表示はギアポジション、エンジン回転、速度などに限られる。
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15/25フロントフードの下には150リッターのラゲッジスペースが隠れている。
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16/25コックピットの背後にも簡易的なラゲッジスペースが用意される。容量は210リッター。
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17/25シャシーコントロールのPCCはPCCIIに進化。そのドライビングモードはコンフォート、スポーツ、トラックから選択できる。
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18/25ヴァレルンガ・サーキットはローマの北、約30kmに位置する。一周4085mでコーナー数は12。テクニカルなコースとして知られる。
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19/25バリアブル・ドリフト・コントロールのオン/オフと、ドリフトアングルの設定はセンターモニターで行う。
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20/25ヴァレルンガ・サーキットのライトハンダーでファイティングポーズを決める「720S」。
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21/25タイヤサイズは前が245/35R19で、後ろが305/30R20。
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22/25ブレーキはカーボンセラミックディスクが標準。制動性能は100-0km/hが2.8秒(制動距離は29.7m)、200-0km/hが4.6秒(同117m)と発表されている。
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23/25「720S」の車両価格は3338万3000円から。標準グレードのほか、上位グレードとして「パフォーマンス」と「ラグジュアリー」の計3タイプが用意される。
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24/25マクラーレン720S
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大谷 達也
自動車ライター。大学卒業後、電機メーカーの研究所にエンジニアとして勤務。1990年に自動車雑誌『CAR GRAPHIC』の編集部員へと転身。同誌副編集長に就任した後、2010年に退職し、フリーランスの自動車ライターとなる。現在はラグジュアリーカーを中心に軽自動車まで幅広く取材。先端技術やモータースポーツ関連の原稿執筆も数多く手がける。2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考員、日本自動車ジャーナリスト協会会員、日本モータースポーツ記者会会員。
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