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1/9現在の米フォードの再量販セダンである「フュージョン」。「トヨタ・カムリ」や「ホンダ・アコード」などと市場を争うミッドサイズのセダンだが、ヨーロッパなどほかの地域では「モンデオ」を名乗っている。
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2/9米フォード最大のセダンである、6代目となる「トーラス」。4代目までのトーラスはミッドサイズだったが、5代目以降はラージサイズとなった。パトカー専用の「ポリスインターセプターセダン」も用意されている。
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3/91986年に登場した、進歩的な空力ルックが特徴の初代「トーラス」。欧州と日本のライバルを徹底的に研究して開発され、1991年までの5年間に200万台以上を売るヒット作となった。これと2代目トーラス以降、北米で当たったフォードのセダンは存在しない。
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4/9フォード系のフラッグシップセダンである「リンカーン・コンチネンタル」。「フォード・トーラス」よりホイールベースを5インチ(127mm)延長したシャシーに、全長×全幅×全高=5116×1984×1486mmのボディーを架装。トップグレードのエンジンは3リッターV6ツインターボ。
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5/9ヨーロッパ・フォード最大のセダンである「モンデオ」。北米の「フュージョン」と同じモデルだが、4ドアセダンのみのフュージョンに対して、モンデオでは5ドアハッチバックとワゴンも用意されている。
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6/9中国仕様の「フォーカス」セダン。5ドアハッチバックもあり、現地における2017年の販売台数は17万台強。ちなみに過去最多は2013年で、40万台以上売れていた。
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7/91949年「フォード・カスタム フォードア セダン」。ボディーは前後フェンダーが独立していないフラッシュサイドのノッチバックで、4枚のドアはすべて前ヒンジという、この後に登場するセダンの主流となるスタイルを備えていた。当時のモデルはワンサイズ(フルサイズ)のみで、4ドアセダンのほかに2ドアセダン、2ドアクーペ、2ドアコンバーチブル、3ドアワゴンをそろえていた。
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8/91950年のロンドンモーターショーでデビュー、翌51年から市販化された英国フォード初の戦後型となる「コンサル」。フラッシュサイドを導入したほか、後に小型車のフロントサスペンションの主流となるマクファーソン・ストラットを世界初採用したモデルでもあった。
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9/91950年「アルファ・ロメオ1900ベルリーナ」。戦後、量産メーカーに転換したアルファ初の戦後型。エンジンは伝統のDOHCだが、ツートンカラーにコラムシフトと、米国車の影響が強かった。

沼田 亨
1958年、東京生まれ。大学卒業後勤め人になるも10年ほどで辞め、食いっぱぐれていたときに知人の紹介で自動車専門誌に寄稿するようになり、以後ライターを名乗って業界の片隅に寄生。ただし新車関係の仕事はほとんどなく、もっぱら旧車イベントのリポートなどを担当。
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