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1/6ヤマハを代表するロングセラーモデル「SR400」。1978年にデビューして以来、排ガス規制による生産終了と復活を繰り返しつつ、およそ40年にわたって販売されてきた。
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2/6「SR400」には、ライダーが自らの足を使って始動(キックスタート)させるためのペダルが備わる。逆に、エレクトリックスターターは利用不可となっている。
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3/6環境対策の術(すべ)として、(かつてのキャブレターではなく)フューエルインジェクションで燃料を供給する「SR400」。サイドカバー内(写真中央)には大きなフューエルポンプが設置されている。
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4/6シンプルな空冷単気筒エンジンを搭載する「SR400」は、そのスリムな車体が特徴のひとつ。いまや、オートバイらしいクラシカルな外観と鼓動感あふれる乗り味が楽しめる貴重なモデルとなっている。
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5/6クランクケースの左前には、蒸発ガソリンの大気放散を抑えるキャニスター(写真の黒いタンク)が装着される。シンプルな外観を好む「SR」ファンにはやや気になる補器だろうが、ヤマハとしては、固定するためのラバーバンドやホース類に至るまで、少しでもスタイリッシュに見えるよう工夫したという。
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6/6排ガス対策が施された「SR400」の最新型は、2018年9月に登場。価格は57万2400円で、車体色は「ヤマハブラック」と「グレーイッシュブルーメタリック4」の2色がラインナップされている。

青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
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