-
1/20
-
2/20トライアンフのニューモデル「タイガー900」は、従来の「タイガー800」に代わるミドルクラスのアドベンチャーモデルである。車名の“900”は、排気量を増したエンジンに由来する。
-
3/20ラインナップはベーシックな「タイガー900」と、オフロード性能を高めた「タイガー900ラリー」シリーズ、ロングツーリング性能を高めた「タイガー900 GT」シリーズの3系統5グレード。ただし、日本にはベースグレードのタイガー900は導入されない。
-
4/20「タイガー900ラリー」シリーズのタイヤサイズは前:90/90-21、後ろ:150/70R17。ピレリのオフロードタイヤ「スコーピオン ラリー」が装着される。
-
5/20「タイガー900 GT」シリーズのタイヤサイズは、前:100/90-19、後ろ:150/70R17。銘柄はメッツラーのエンデューロタイヤ「ツアランス ネクスト」である。
-
トライアンフ の中古車webCG中古車検索
-
6/20試乗会は、かつてパリ‐ダカールラリーの舞台ともなったアフリカはモロッコにて行われた。
-
7/20888ccの排気量を持つ直列3気筒エンジン。既存の800ccユニットと比べると、最高出力は同等だが最大トルクが大幅に増しており、またより低い回転域でピークパワーやピークトルクを発生するようになっている。
-
8/20新エンジンに使用される「Tプレーン」と呼ばれるクランクシャフトとピストンの3D図面。不等間隔爆発の採用も、このエンジンの特徴である。
-
9/20不等間隔爆発がもたらすトラクションの高さと、トラクションのかかり具合の“分かりやすさ”が、オフロードにおける「タイガー900」の扱いやすさにつながっている。
-
10/20フロントのφ45mm倒立フォーク。調整機構付きのサスペンションは前後ともにショーワ製で、ホイールトラベルは前:240mm、後ろ:230mmと、「GT」シリーズのそれより60mm大きい。
-
11/20変速時のクラッチ操作を省略できるクイックシフター。上位グレードの「タイガー900ラリー プロ」「タイガー900 GTプロ」に標準装備される。
-
12/20「タイガー900」は走りに関する装備も充実しており、全車にライディングモードセレクターが搭載されている。走行モードはベースグレードが4種類なのに対し、「タイガー900ラリー プロ」は6種類、「タイガー900 GTプロ」は5種類となっている。
-
13/20オンロード向けに調整された足まわりが特徴の「タイガー900 GT」シリーズ。シート高も810-830mm(2段階調整式)と、「ラリー」シリーズより低めとなっている。
-
14/20「タイガー900 GT」シリーズのサスペンションは前後ともにマルゾッキ製。「タイガー900 GTプロ」のリアは電子制御式で、TFT液晶モニターでの調整が可能となっている。
-
15/20「タイガー900ラリー プロ」「タイガー900 GTプロ」にはBluetooth通信機能とMy Triumphコネクティビティ―システムが搭載されており、通話や音楽再生、ターン・バイ・ターン式のナビゲーションなどといった機能を利用できる。
-
16/20日本では2020年2月に詳細が発表された「タイガー900」。同年4月上旬の発売が予定されている。
-
17/20トライアンフ・タイガー900ラリー プロ
-
18/20
-
19/20トライアンフ・タイガー900 GTプロ
-
20/20

伊丹 孝裕
モーターサイクルジャーナリスト。二輪専門誌の編集長を務めた後、フリーランスとして独立。マン島TTレースや鈴鹿8時間耐久レース、パイクスピークヒルクライムなど、世界各地の名だたるレースやモータスポーツに参戦。その経験を生かしたバイクの批評を得意とする。
トライアンフ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+(FF)【試乗記】 2025.10.10 今や貴重な4ドアセダン「ホンダ・アコード」に、より高度な運転支援機能を備えた「Honda SENSING 360+」の搭載車が登場。注目のハンズオフ走行機能や車線変更支援機能の使用感はどのようなものか? 実際に公道で使って確かめた。
-
ホンダ・プレリュード(FF)【試乗記】 2025.10.9 24年ぶりに復活したホンダの2ドアクーペ「プレリュード」。6代目となる新型のターゲットは、ズバリ1980年代にプレリュードが巻き起こしたデートカーブームをリアルタイムで体験し、記憶している世代である。そんな筆者が公道での走りを報告する。
-
日産リーフB7 X(FWD)/リーフB7 G(FWD)【試乗記】 2025.10.8 量産電気自動車(BEV)のパイオニアである「日産リーフ」がついにフルモデルチェンジ。3代目となる新型は、従来モデルとはなにが違い、BEVとしてどうすごいのか? 「BEVにまつわるユーザーの懸念を徹底的に払拭した」という、新型リーフの実力に触れた。
-
アストンマーティン・ヴァンキッシュ クーペ(FR/8AT)【試乗記】 2025.10.7 アストンマーティンが世に問うた、V12エンジンを搭載したグランドツアラー/スポーツカー「ヴァンキッシュ」。クルマを取り巻く環境が厳しくなるなかにあってなお、美と走りを追求したフラッグシップクーペが至った高みを垣間見た。
-
ルノー・カングー(FF/7AT)【試乗記】 2025.10.6 「ルノー・カングー」のマイナーチェンジモデルが日本に上陸。最も象徴的なのはラインナップの整理によって無塗装の黒いバンパーが選べなくなったことだ。これを喪失とみるか、あるいは洗練とみるか。カングーの立ち位置も時代とともに移り変わっていく。
新着記事
-
NEW
マツダ・ロードスターS(後編)
2025.10.12ミスター・スバル 辰己英治の目利き長年にわたりスバル車の走りを鍛えてきた辰己英治氏。彼が今回試乗するのが、最新型の「マツダ・ロードスター」だ。初代「NA型」に触れて感動し、最新モデルの試乗も楽しみにしていたという辰己氏の、ND型に対する評価はどのようなものとなったのか? -
MINIジョンクーパーワークス(FF/7AT)【試乗記】
2025.10.11試乗記新世代MINIにもトップパフォーマンスモデルの「ジョンクーパーワークス(JCW)」が続々と登場しているが、この3ドアモデルこそが王道中の王道。「THE JCW」である。箱根のワインディングロードに持ち込み、心地よい汗をかいてみた。 -
航続距離は702km! 新型「日産リーフ」はBYDやテスラに追いついたと言えるのか?
2025.10.10デイリーコラム満を持して登場した新型「日産リーフ」。3代目となるこの電気自動車(BEV)は、BYDやテスラに追いつき、追い越す存在となったと言えるのか? 電費や航続距離といった性能や、投入されている技術を参考に、競争厳しいBEVマーケットでの新型リーフの競争力を考えた。 -
ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+(FF)【試乗記】
2025.10.10試乗記今や貴重な4ドアセダン「ホンダ・アコード」に、より高度な運転支援機能を備えた「Honda SENSING 360+」の搭載車が登場。注目のハンズオフ走行機能や車線変更支援機能の使用感はどのようなものか? 実際に公道で使って確かめた。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の半額以下で楽しめる2ドアクーペ5選
2025.10.9デイリーコラム24年ぶりに登場した新型「ホンダ・プレリュード」に興味はあるが、さすがに600万円を超える新車価格とくれば、おいそれと手は出せない。そこで注目したいのがプレリュードの半額で楽しめる中古車。手ごろな2ドアクーペを5モデル紹介する。 -
BMW M2(前編)
2025.10.9谷口信輝の新車試乗縦置きの6気筒エンジンに、FRの駆動方式。運転好きならグッとくる高性能クーペ「BMW M2」にさらなる改良が加えられた。その走りを、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか?