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『ぼくは落ち着きがない』 (光文社文庫)
単行本では、登場人物たちのその後の物語が、カバーの裏に記載されていた。長嶋有という人は、こういう妙な読者サービスを好む。文庫版にはサプライズはあるのか?
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『サイドカーに犬』(DVD)
竹内結子のかっこよさが際立った。古田新太の愛人という、少々納得しにくい役柄だった。
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初代「ホンダ・シビック」
小説は1980年代初頭なので、「シビック」はすでに2代目になっている。しかし、どうやらあまり裕福ではない母子家庭なので、おそらく初代を中古で購入したのではないか。 -
『猛スピードで母は』(文春文庫)
『サイドカーに犬』も収録。電子書籍版もある。
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「フォルクスワーゲン・ビートル」(1970年)
『猛スピードで母は』の母親は、本当はビートルが欲しいが、照れくさいから「シビック」に乗っている。 -
『ジャージの二人』(DVD)
鮎川誠と堺雅人の父子という絶妙のキャスティングが光る。ふたりとも、スクールジャージが似合うのだ。
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『祝福』(河出書房新社)
デビュー10周年、第10作品集、そして収録作品が10編。そして女主人公5人で男主人公も5人。だからどうということもないが。
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「フォルクスワーゲン・ゴルフII」
『ジャージの二人』の時代は「ゴルフIV」が発売されている時期と思われるが、2代前の「ゴルフII」に乗っている。初代だとエンスーすぎるので、このぐらいが適当。
『第3回:「ブーブー小説」を書く作家 − 助手席から人生を眺めたら?』の記事ページへ戻る