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2/14本格オフローダーの風格が漂う「ヤマハ・テネレ700」。長いサスペンションにフロント21インチのホイールもあって、シート高は875mmに達する。
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3/14「テネレ(Ténéré)」とはヤマハが1980年代から使用している車名。サハラ砂漠中南部の呼称であり、トゥアレグ族の言葉で「何もないところ」という意味を持つ。
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4/14フル液晶のマルチファンクションメーター。表示の素っ気なさはご覧の通りだが、大画面でとにかく分かりやすい。
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5/14風防効果抜群のスクリーンと4灯のLEDヘッドランプが個性的なフロントまわり。灯火は上段がロービーム、下段がハイビームとなっている。
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6/14688ccの直列2気筒エンジンは、ライダーの操作に対しリニアにトルクを発生させる「クロスプレーン・コンセプト」に基づいて開発。低・中回転域の豊かなトルクも特徴となっている。
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7/14フロントのサスペンションには、伸び/縮みの減衰力調整が可能なφ43mm、ストローク量210mmの倒立フォークを採用。ブレーキには唯一の可変デバイスである、オン/オフ切り替え可能なABSが装備される。
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8/14車体には、高張力鋼管を用いたダブルクレードルタイプのフレームを採用。高い強度が自慢で、悪路走行に適した剛性バランスと軽量化に寄与している。
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9/14ヤマハがパリ‐ダカールラリーのマシンで考案した270°クランクの直列2気筒エンジンは、ピストンの往復慣性エネルギーによる“トルクのムラ”の小ささと、不等間隔爆発によるトラクションの高さが特徴だ。
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10/14リアの足まわりには、新設計のリンク式モノクロスサスペンションを採用。ストローク量は200mmで、伸び/縮みの減衰力とプリロードの調整が可能。
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11/14車体に張り付けられたような意匠のフラットシート。ライディングポジションの自由度の高さや、足つき性の向上に寄与しているが、座り心地は硬い。
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12/14「テネレ700」は、妥協しているところが一切見当たらない、ヤマハが本気でオフロードでの走りを追求したマシンだった。
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13/14ヤマハ・テネレ700
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後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
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