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2/222020年8月に発売された、トヨタのコンパクトSUV「ヤリス クロス」。ハイブリッド車とガソリン車、そしてそのそれぞれにFF車と4WD車がラインナップされている。今回はハイブリッドのFF車に試乗した。
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3/22「ヤリス クロス ハイブリッドZ」のインテリアは、ダークブラウンがアクセント。縦にU字を描くセンターコンソールでSUVのたくましさが表現されている。
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4/22最新のハイブリッド車ではあるが、オーソドックスな形状のシフトノブが与えられる。パーキングブレーキは電動式。
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5/22オフロードでの走破性の高さも「ヤリス クロス」のセリングポイントのひとつ。最低地上高は170mmとなっている。
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6/22フロントまわりは上下2段の大径グリルで踏ん張り感を表現。バンパーコーナーの凝った造形は空力性能の向上に貢献する。
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7/22試乗車「ハイブリッドZ」の前席はシートヒーター付き。運転席には6ウェイの電動調節機構も備わる。
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8/22シートの仕様は全3タイプ。上級グレードの「Z」「ハイブリッドZ」のものは、合成皮革とツイード調ファブリックで仕立てられている。
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9/22荷室6:4分割式のフロアパネルが特徴。写真のように、荷物に合わせてフロアレベルを変えられる。長尺物には3分割式の後席を倒すことで対応できる。
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10/22運転席の座面側方に並ぶ、シートの調節スイッチ。写真右側(車体前方)から順に、前後スライド、座面の上下動、背もたれのリクライニングとなっている。
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11/22電動式のバックドアには、はさみ込み防止機能と停止位置メモリー機能、予約ロック機能が付く。7万7000円のオプションである(写真は操作スイッチ)。
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12/22今回は280kmほどの道のりを試乗。満タン法で22.0km/リッター、車載計測機で20.9km/リッターの燃費を記録した。
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13/22最高出力91PSの1.5リッター直3エンジンに、最高出力80PSの電気モーターを組み合わせたハイブリッドユニット。「ハイブリッドZ」の場合、WLTCモードの燃費値は27.8km/リッターと公表される。
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14/22サスペンションの形式は、フロントがマクファーソンストラット式でリア(FF車)がトーションビーム式。なお、4WD車のリアはダブルウイッシュボーン式となる。
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15/22ステアリングホイールのスポーク部には、運転支援システムやインフォテインメントシステムのスイッチが並ぶ。試乗車にはオプションのステアリングヒーターが装着されていた。
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16/22メーターパネルは、オプティトロンメーターと7インチのカラーディスプレイで構成される。今回の試乗車「ハイブリッドZ」にはヘッドアップディスプレイも備わる。
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17/22「ヤリス クロス」には、トヨタのSUVとして初めて、ステアリングとアクセル、ブレーキを制御する駐車支援システムが用意される。並列駐車と縦列での駐車・出庫が可能となるほか、駐車区画のラインがないスペースでも利用できる。
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18/22簡単な操作とスピーディーな駐車を強みとする駐車支援システム「トヨタチームメイト アドバンストパーク」。シフトポジションの切り替えは、写真でメッセージが表示されている通り、手動で行う必要がある。
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19/22「トヨタ・ヤリス クロス」の価格帯は、ハイブリッド車で228万4000円から281万5000円。ガソリン車では179万8000円から244万1000円となっている。
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20/22トヨタ・ヤリス クロス ハイブリッドZ
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21/22上級グレード「Z」「ハイブリッドZ」にはセンターオーナメント付きの切削光輝18インチアルミホイール(写真)が装着される。それ以外のグレードのホイールサイズは16インチとなる。
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22/22「トヨタ・ヤリス クロス」には、計15種類のボディーカラーがラインナップされる。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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